今日は小池百合子都知事さんにスポットを当てながら
「結婚しない選択」
について書きたいと思います。

というのも、私は夫と結婚するまでは結婚願望もさほどなく、一人でどこへでも行ける寂しさを感じないタイプの人間で、自分にベストな人と出会わなければ一生独身の人生もいいなと思っていたのです。
大尊敬している黒柳徹子さんへの憧れもあってなんですけどね照れ

独身だと好きな時に好きな所へいけるし、とにかく自由。そして家族がいないから迷惑がかからない。
自分のやりたいことを突き詰める生き方は自分が子供の頃から描いていた生き方そのものでした。

みなさんは

「好き」と「合う」

という感覚、どっちを大事にします?

「好きなことをやりなさい」って自己啓発系の本でよく叫ばれてるので「好き」が多いですかね。

私も昔は「好き」をすごく大事にしてたんです。でも、今は「合う」という感覚、もっと言えば「嫌じゃない」って感覚も大事にしています。

私は20代前半までは自分が専業主婦になるとは思ってもみませんでした。
自分は仕事をして生きていくのだ、仕事が好きなんだと思って生きていました。

でも、20代後半になり、夫との出会いや両親の熟年離婚、転職など色々な出来事があり、仕事への情熱より家族を作りたいという気持ちが出てきました。

18歳からアルバイトをし、大学卒業してからずっと働いてきましたが、30歳で結婚、妊娠を機に思い切って仕事を辞めてみると、、、

あれ、私、家にずっといても全然嫌じゃない。仕事への未練が出てくるかと思いきや、全然ない。今は子供のことに集中したい。

そんな思いが生まれたことに自分でも驚きました。そして何より、幸せだと思う瞬間が明らかに増えました。独身時代は達成感は感じても、幸せを感じることは少なかったと思います。

仕事が好きだと思っていたのですが、私はなんと専業主婦の方が合っていたんです。
というか合うようになったのかもしれないですね。

これは、仕事を辞めなければわからなかったことだと思います。自分が専業主婦をやれる人間だなんて。

正直、「好き」を追い求める生き方は今でも憧れます。それもあってか結婚しない選択をした女性がとても気になるんです。

小池百合子都知事を見ると、結婚されていないということもあり、公平な目で見ようとは思いつつも、つい応援したくなってしまうんですね。本当の人柄がどうかはまだわかりませんが笑。

本気度を感じるんです。
都知事をずっとやりたくて、やっと掴んだという。
自分が都知事になったら、これもやろうあれもやろうとずっと思い描いていたんだろうなと伝わってきます。

政治家としての集大成が初の女性都知事というポジションだったんでしょうね。本当にすごいです。

小池都知事の力量の結果がどうなるかわかりませんが、今のところは応援しようと思っています爆笑

もし、自分が結婚しなかったらと思うことが今でもあります。でも、好きなことだけを追い求めて生きていたら、自分の場合はそれが自分に合うか合わないかわからないままだっただろうなと思います。
一度、レールを降りて、本当に好きか、本当に合うかを見極めることは長い人生においてとても大切なことのような気がします。
そんな迷いもないくらい、好きなものに没頭している人には関係のない話かもしれないですね笑。そんな人が何かを成し遂げるんだろうな。