金八先生が学園ドラマの最高峰だと思っていたし、これからもそうだろうと思っていたが。

「鈴木先生」はワンクールでこの名作を超えてしまった。

ちょっとだけ教員をやっていた経験もあり、この鈴木先生の凄さは現実の教育現場にいた身からしても生かすべき要素が多々ある。

今の教育現場で最も変えなければならないのは、

子供を子供扱いし過ぎているということ。

子供を同じ人間として同等に扱うべきである。
もちろん経験という点では、子供には理解できない部分はかなり多い。
だか、経験ではなく、倫理や理論で対等に話すことはできる気がする。

大人同士でも難しいことだが、それをできないと決めつけてしまうことが、実は教育の限界を決めてしまっている。

決してドラマの「鈴木先生」の中だけでの机上の空論ではない。

どんな教育現場でも可能だと思う。

ただ…

一番の問題は

鈴木先生になれる先生が圧倒的に少ないこと。

鈴木先生のような先生がいなければ、これは理想論に終わってしまうだろう。

だが、私は実際に
鈴木先生のような先生を知っている。
顔も雰囲気も似ている(笑)

生徒一人一人をプロファイリングできるような人が先生をやるべきだと思うの。もちろんそこには深い愛情が基盤としてある。

教師という職業は、やはり選ばれた人間がやるべきなのだ。

だから私は教師を辞めた(笑)