独白
何かが千切れて気がついたら見知らぬ山中を走っていた。
死場を探していたのかもれしれない。
野生のサルも見かけるほどの場所。
数時間は駆けただろうか、旅館みたいな寺があった。
駐輪所はなかったしどうやらその一体は二輪通行禁止らしいことも知った。
礼を言って帰ろうとすると、次は準備をしてまた来てくださいと言われた。帰り道も教えてくれた。
そのとき、ふと我に帰ることができた。
自宅につく頃俺はひどく疲れていた、疲れ果てていた。
眼は虚ろで禄に思考もできず気がついたら眠ってしまっていた。
眼を覚ますと既に夜半ば、仕事は無断欠勤で何件か留守電が入っている。
我に帰っても全てが面倒だという気持ちが拭えなかった。
少しして家を出た。酒を飲みながらふらついた。
行き先は気所にある自然公園、そこで事に及んでやろうと思った。
結果は惨敗、思い通りにいかないよう生命は作られているのをまざまざと見せ付けられた。
俺は決して不幸ではない、むしろ幸福だ。
十数年も前から持っている願望を叶えてみたかっただけ、それだけだ。
少し見方が変わったような気がする。気がするだけかもしれない。
Mugen
そうだったのか
オナハウス
キャプテンファルコンっているだろ
スマブラとかに出てるあいつね
あいつがシュミハムー!みたいなこと言うだろ?アレってさぁ
show me your moves って言ってるんだな。それだけ
Mugen
思いを馳せる
オナハウス
昔、俺はおかんに何度か同じことで怒られたことがある。
大人になった今、そのときのおかんの心境がよくわかる。
完全に同じ環境で育ち、生きているなんてことはない。例え兄弟であってもない。唯一無二の友で あってもない。愛する恋人であってもない。
その差を完全に埋めることは不可能。同じ人間ができあがるなんてことのほうが恐怖だ。
しかし似たような性質の人間が似たような経験をしたときに理解が生まれる。
俺はやはりいい気持ちはしなかった。
ここにほんの少しの贖罪の気持ちを記しておくことにする。
Mugen