気を広げる修行をある程度積んでいくと,自分の気を広げることが出来るようになります。
そして,そのエリアが広い人ほど,優れているといえる。

気を広げていく修行は,密教の月輪観がとてもよいが,
太極拳などでも,達人の域になると,気を広げることができるようになる。

月輪観の修行者や,太極拳の達人といわれるような人は,相手の気に触れるだけで,その人のすべてを察知することができる。

きちんと修行をしていれば,

相手の気に触れるだけで,その人のすべてを察知することができる,とまではいかなくても,

たとえば,家のなかで自分の部屋にいても,自分の家の敷地内に人が入ってくるとすぐに分かるようになる。

相手の気配が遠くにあっても察知できるようになるのだ。

小生は,気に触れるだけで,その人のすべてを察知するまではできないが,
家の敷地内に人が入ってくると気ですぐに分かる。
この能力は非常に便利である。
危険も察知できるようになるので,これからの時代,身につけるとよいだろう。

これができるだけでも,人生は大きく好転する。

ちなみに,上述のような能力は,月輪観なら,気のレベルで,広観と斂観が出来るようにならないといけない。

 

修験や密教には,現実世界で役に立つ修行がたくさんある。