これは,どうゆうことかと言うと,
あなたの家族の誰か,
たとえば,父親や母親,
あるいは,
祖父,祖母の誰かが自殺をしたとする。
それを,他の家族に内緒にしてはいけないということである。
家族で自殺や,不幸な亡くなり方をした人がいると,子供には隠しておこうと思う人は多いが,
隠してしまうと,亡くなった人は,なかなか成仏できないのである。
そもそも,不幸な亡くなり方をしているのだから,必ず無念は残る。
それに加えて,存在を隠されてしまうと,亡くなった人は浮かばれない。
亡くなった人のことを隠すことは,その人の存在を否定することになる。
この世で生きていたことを否定することになるのだ。
自分がそうされたら,どのような気持ちになるのかよく考えることだ。
相手の立場になって考える。これは生きている人間でも,霊でも同じだ。
小生が今まで見てきたケースでは,このようなこともあった。
ある家族の主人が死亡事故を起こしたのだが,
交通事故を起こして,相手を死亡させてしまったことを,子供には隠していたのだが,
数年経ってから,子供が夜寝ている時に,子供の枕元に幽霊が出るようになった。
なぜ,幽霊が出るようになったのか,小生に相談があった。
その幽霊の正体は,事故で亡くなった人だったのだが,
その後,子供に,相手を死なせてしまったことを話して,深く反省してからは出なくなった。
とにかく,隠し事はよくないということである。
特に,亡くなった人のことは隠してはいけないことを忘れないでほしい。
霊が成仏できなくて苦しい状態だと,それを訴えかけようとするので,それが霊障として現れる。幽霊となって現れることもある。
霊障が現われてくると,最初は,だいたい家庭不和になることが多い。それでも気づいてもらえないと,
様々な不幸が起きてくる。
強い霊によっては,すぐに命をとられることもある。