カルマについては,ブログで何回か書いているが,
現世で幸せになるには,カルマ次第であり,非常に重要なことなので,また書こうと思う。



前世での行いは,現世で負うことになる。

マイナスな出来事を業(カルマ)というが,
カルマとは,元々は,行為を意味するサンスクリット語である。

すべての行動(原因)には,必ず何らかの結果が生じる。ここに人間は,前世での自分の行為によって,
現世の運命を規定される,という因果律の必然的法則が生まれる。この法則をカルマの法則という。
現在の幸,不幸,社会的身分の差,貧富の差などは,いわゆる因果応報である。


不幸な家系に生まれる。
現世で,悪縁ばかりできる。

たとえば,普通の人から見れば,この人と結婚したら絶対に不幸になると分かるような人と結婚してしまったり,
あるいは,不幸な人ばかりと友達付き合いする。
 

金運から見放されて,常に極貧である。
難病に若くしてかかる。

このような,不幸な環境しか形成されない人間,

つまり,この世の地獄(生き地獄)で生きなければならない人間は,
前世で,多くの人間,もしくは動物から強い恨みをもたれてそうなることが多い。

霊の世界は単純ではないので,こうゆうことをしたら,来世はこうなるとは断言できないが,
基本的には,他人から強い恨みをもたれると,現世でも,来世でも,必ず不幸な環境が形成される。

カルマを浄化して,運命を変えるには,前にブログに書いたが,
瞑想などによって,カルマを消滅させつつ,魂磨きをしていくしか方法はない。
現世では人に恨まれるのではなく,感謝されるようなことをたくさんすることである。

小生の知っている行者で,昔はよく人を妬んだり,悪口を言っていた人がいるのだが,
心を改造する修行をし,人を妬む心を排除し,人の悪口を言うのを徹底してやめたら,半年で運が劇的に好転したそうである。
本気で,徹底しておこなえば,確実に運命は変わるのである。

ただ,悪に対しては,きちんと声を上げていくことは大切である。

今の日本は,巨悪によって,環境が大きく変化している。悪化している。

確実に良くなることはない。

正直,もう遅いと思うが,それでも声を上げることは大切である。