般若心経を写経していると,いろいろな雑念が湧いてくるものである。

それらが写経に集中してくると,一枚の用紙に念が入っていく。因縁めいたものも,いわば入魂されるのである。

写経したものは,一枚一枚仏前に供え,何日かかけて二十一枚になったら,
このような因縁を除去して欲しいとお願いしてから,お焚き上げする。これをおこなっていると,因縁が除去されていくのである。

魂磨きも必要であることはいうまでもない。

いくら写経をしても,性格が最悪なら何の意味もない。

お焚き上げの火の意味は,前にブログで書いたので,そちらをご覧いただきたい。