霊の状態を知るには,霊的な能力が必要だが,ある程度なら誰でも分かる方法はある。

それは,故人をイメージしてみることだ。
たとえば,あなたの親,祖父,祖母など,亡くなった方をイメージしてみるとよい。
そのとき,どのようなイメージが浮かぶだろうか。
暗い表情,明るい表情,イメージがしやすい,イメージしにくい,はっきりイメージできる,イメージがぼんやりしている。

ポイントは,先入観をもたずに,無心でイメージすることである。


明るい表情,イメージがしやすい,この2つであれば,よい状態だと言っていい。
霊の世界で幸せな状態だといえる。


暗い表情,イメージがぼんやりしている,こちらであれば,よい状態とはいえない。
イメージに,緑や黒,赤黒の色が伴って浮かぶようならとてもよくない。
霊となって,幸せな状態ではない。人間でいえば不幸な状態と同じだ。
俗にいう成仏できていないということ。成仏の意味は,前にブログに書いているのでここでは割愛する。


このイメージの練習をしていると,感情も何となく分かるようになる。

墓に行っても,墓から伝わってくるのもが分かるようになる。

人間同士でも,目の前にイライラしていたり,暗く沈んでいる人がいると,こちらにもそれが伝わってくる。想念エネルギーの影響を受けるが,霊も一緒だ。

肉体がないだけで,エネルギー体は存在しているのだから,生きている人間と同じく想念エネルギーの影響を受けるのだ。
読者のなかにも,霊的な感覚のある人は,言っていることが感覚的に分かると思う。


ちなみに,上述のイメージの練習をきちんとしていると,霊的な感覚は徐々に増してくる。そうした能力は,本来,誰にでもあるのだ。
 

よく自称霊能者で,自分は選ばれた人間だの,特別な人間だの,人を助けるために能力を授かっただの,神の使いだの言う者がいるが,そのようにいう人間は,悪霊に憑りつかれているか,精神病である。
人間は,本来,誰にでも霊的な能力がある。特別なことではない。

ただ,前にブログに書いたが,霊的能力の向上が難しい血液型というのはある。
その血液型の人は,時間の無駄になるので,霊的能力を向上させる修行はやめたほうがよいと思う。

あと重要なことだが,修行をして霊的な感覚は増しても,魂磨きも一緒にしないと大変なことになる。これは忘れないほうがいい。