前にもブログで書いたが,

一般的にいう成仏とは,亡くなった方が,この世に未練を残さず,あの世に入っていくことを指すのだが,
せっかく執着を捨てて,あの世に入っていこうとしても,
子孫の思いによっては,この世に引き戻してしまう。

いつまでも,どうして死んでしまったの,という,家族のそんな思いが強ければ強いほど,強力な念となって,霊をこの世に引き戻してしまう。
霊の世界は,想念の世界なので,人間の思い対して感応する力が結構強い。

ですから,仏壇で手を合わせるときは,この世に未練は残さず,何の心配もしないでください。安心して行ってください,このように念じることである。

たまに故人との思い出を,思い出してあげる分にはいいが,引き戻してしまうようなことはしてはいけない。
人間にとっても,故人にとっても,お互いによくない。

そういう意味でも,亡くなった人の写真を飾っておくのはよくない。
思いではアルバムにしまっておくことである。

とにかく,年がら年中,故人や先祖のことを考えすぎないことである。

 

ちなみに,故人や先祖でなくても,

年がら年中,霊のことを考えている人がいる。何でも霊と結びつけて考える人がいる。

スピリチュアルに傾倒している人に多いが,霊のことばかり考えていると運が悪くなる。

 

前にも,ブログに書いたが,スピリチュアルに傾倒している人と,魂磨きをしている人は,根本から違う。全く違う人達である。

スピリチュアルに傾倒している人は,いわゆる自分が運がよくなりたい,幸せになりたいという自己中心的で運の悪い人が多いが,魂磨きをしている人は運のいい人ばかりだ。

魂磨きをしている人は,霊のことを考えるのではなく,自分の内面を見つめ,磨いたり,生命エネルギーを強化しているからである。

魂がきれいになってくると,波動が上がる。波動が上がると,同じく波動の高いものを引き寄せるようになる。健康,幸せ,富などである。

また,魂磨きをしている人は,関わっている人を大事にするので,きちんとした人間関係も形成できているものだ。

一方で,自己中心的な人間は,上辺だけの人間関係しかできない。