人生には,喜びと怒り,そして悲しみという三つの自然な感情がある。

そのいずれが欠けても,正常な心の働きとはいいがたい。


嫉妬や,恨み,優越感,劣等感などの,地獄の波長に通じる感情とは,根本的に異なる。
したがって,仏の顔にも,大笑面があり,忿怒面があり,衆生の不幸を悲しむ菩薩面がある。



ところが,昨今では,そのような自然な感情が稀薄になっている人が非常に多い。

反対に,嫉妬,ねたみ,恨み,優越感,劣等感といった,地獄,不幸に通じる想念をもった人間が,異常に多くなっている。


小生のブログで,怒りの心はいけないと書いたことがあると思うが,小生の言う怒りとは,分かりやすくいえば,自分を見失って,冷静な判断ができなくなるうような怒りのことであって,そこは勘違いしないでほしい。怒りの感情は必要な時もある。
たとえば,あなたの家族や,愛する人が,他人に危害を加えられたらどうだろう。怒らない人はいないと思う。普通の人間なら。


ちなみに,上述の通り,今の日本は,自然な感情のいずれかが欠けてしまっている人が非常に多い。

そして,生命エネルギーが非常に弱くなっている。

したがって,運の悪い人のほうが多くなっているということだが,

 

その結果,心の病になり,世の中に対して無関心になる人が多い。悪魔にとっては好都合である。

 

それが,今の悪魔に支配された世の中になってしまっている。このままでは,この国には絶望しかないことは,皆,無意識に感じていると思う。

今月に入って,敏感な人は,地上のエネルギーがさらにおかしくなっていることに気がついたと思う。不安感が増したり,気力が出ない人も多いと思う。