死にゆく人たちは,魂がそれまで宿っていた肉体から分離するという,変容のプロセスを経験する。

死は,「すべてが終わること」だと考える人もいるが,実際には,その逆というのが真実である。

人間は,死ぬときに肉体を失うが,永遠の生命エネルギー体(魂)は,本当の世界(霊界,大霊)と融合する。

普通の亡くなり方をした人は,地上に縛りつけられていた肉体から解き放たれ,安らかな,懐かしい場所へ早く帰りたいと感じるようである。

肉体の命が終わりかけると,人は誰でも,高い次元の意識と触れ合うことができるようになります。そして,死にゆく瞬間は,今まで生きてきたなかで,もっとも霊的な気づきを得やすくなります。
自分の魂が,永遠の時間につながっているのを感じることができる。これは,瞑想を長年やってきた人も,感じると思う。

 

これから先,多くの人が亡くなる時代がくるので,霊界の知識は,持っていたほうがよいと思う。