もともと人間は,幸せになるようにできている。


多少の波はあっても,それに逆らわずに生きていれば,運が極端に悪くなることはない。にもかかわらず,不運,不幸に悩む人がたくさんいるのは,運の波に逆らったり,宇宙の法則に逆らうからである。

すべての不運,不幸は,そうした法則に逆らうことによって,運勢のバランスを崩してしまったところに原因がある。
 

その原因をつくったのは,自分自身なのか,それとも,親や先祖なのかを,まず知らなくてはならない。
そうした,直接の原因がなんであるかを見極め,改善していかなければ,運の根本的な立て直しは難しい。

運の波に逆らうとは,一例をあげれば,自分に合っていないことを無理にし続けることである。


宇宙の法則に逆らうとは,一例をあげれば,人から愛されるのではなく,恨まれるような生き方をすることである。動物から恨まれるような生き方をすることである。


他にもいろいろあるが,分かりやすい例を述べた。
人間や動物から恨まれるような人間は,霊からも恨まれていることがほとんどである。


ちなみに,運勢が悪くなると,そこに魔がつけ込んでくる。悪人,詐欺師や,悪い宗教と縁ができたり,悪霊と波長が合って憑依されやすくなる。あるいは,子どもの名前をつけるにも,よりによって最も悪い名前を選んだりする。名前をつけるなら,運のよい状態でつけることである。運のよい状態がなければ,運のよい人に選んでもらうのも手だ。

また,運勢が悪い状態のときは,隠れていたもろもろの凶も表面にあらわれるようになる。
家相の凶相,先祖霊,水子の影響,あるいは他人から向けられた嫉み,恨みなども,ここぞとばかりに表面化してくる。災いは,それらによってひき起こされるのである。