人を呪い殺すということを言いますが,呪いの念は,邪念のエネルギーを含む組織体です。
つまり物質に近いと考えてください。

呪いの念が,呪いの対象に向かって飛んでいき,そこで,その呪いの持つ波動にあった気を集めてくるのです。呪われた人は,その呪いのエネルギーの強さによって,すぐに病気になったり,事故に遭ったり,じわじわと不幸になっていったりするわけです。

しかし,念の性質として,出した念は,必ず反作用として戻ってきます。
他人のことを思いやる念を出せば,同じような念が自分にも届きます。
呪いの念を発すれば,呪いの念が戻ってくるのである。


上述した,「呪いのエネルギーの強さ」であるが,これは生命エネルギー(根源的な霊的エネルギー)の強さである。
良いことも,悪いことも,生命エネルギーが強ければ強いほど,現実化は速くなる。
ですから,何をするにしても,生命エネルギーを強化することが重要なのである。


ちなみに,第三の目が覚醒している人や,波動が分かる人は,呪いの念が飛んでくるとすぐに察知できる。読者のなかにも,第三の目が覚醒している人は,言っていることが何となく分かると思う。

分かる人は,飛んできた呪いの念によって,自分の運気に悪影響が出始めれば,何らかの対処はできるものであるが,全く分からない人は,不動明王の御真言くらいは覚えておくといい。

できることなら,自分の生命エネルギーを日頃から強化するような修行をするといい。丹田呼吸と筋トレも,強化法のひとつだが,
生命エネルギーについては,前にブログに書いたのでここでは割愛する。

基本,呪いは,自分より生命エネルギーの弱い人にしか効かない。

自分より,生命エネルギーが非常に強い人に向けても,はね返されるだけである。
しかも,相手が,役小角や弘法大師のような,化け物のような法力を持った人に向けたら,それこそ自分が大変なことになる。今の時代に,そのような人はまずいないが,そこそこ強い霊力を持った人はいる。何かの分野で大成功しているような人は,一般の人とは,けた違いのパワー,念力,霊力がある。

相手によっては,出した念を跳ね返されて,自分がすぐに滅びてしまう。