昔から,手当てと言われるように,手には不思議な力がある。

手のひらの力(ハンドパワー)を身につけるのは,霊的な感覚の開発と違って,それほど難しくはない。

毎日,両方の手のひらを,少し熱くなるくらい擦り合わせる。それから,両方の手のひらを少し離して,前後上下左右にゆっくり動かして,手のひらの感覚や,手と手の空間の弾力などをよく感じてほしい。この練習をしていると,手のひらの力が開発されてくる。

手のひらの力が開発されてくると,たとえば,人の身体に,少し離れたところから,手のひらを向けて動かしていると,その人の悪いところが何となく分かるようになる。
目に見えない空間に,いろいろなエネルギーがあることが分かるようになる。いろいろなエネルギーとは,霊的なものも含まれる。霊も一種のエネルギーの塊である。

一年も毎日きちんと練習していれば,だいぶ上達するはずである。

ある程度,手のひらの力が開発されてくると,トイレで下腹に手のひらを当てていると,もよおしてくる。このくらいは出来るように練習するといい。
腸と運気は,ある程度,相関があるので腸は重要である。
運の悪い状態のときは,腸の動きも悪くなることが多い。

ちなみに,手のひらの力の開発は,パワーが強く,強い体感のあるものに常に触れたり,パワーを手のひらで感じるようにしていると相当上達する。パワーがつよいものの氣をよく感じて,脳にインプットしていると,脳内に氣を感じる回路ができてくる。シナプスともいう。パワーの強いものは前にブログで書いたので,ここでは割愛する。
また,いろいろな植物の氣を手のひらで感じるのもいい。植物が生きていることが,エネルギーレベルで分かりるようになるし,植物によって,個性も違うし,放っている氣が違うことも分かるようになる。そのように,いろいろな氣に触れて,脳にインプットしていくと,世界観が全く変わってくる。今まで見えなかったものが見えてくる。目で見える世界がすべてではないことが分かってくる。