九字は,一般的に「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」ですが,最後の「在・前」は,「前・行」が正しいとされています。
 

形も,縦横ではなく,斜めに「✖(バツ)を描かなければなりません。
最後の「行」で,縦に一本の線を描きます。

「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」の縦横に切るのはダメというわけではありませんが,効果はだいぶ弱くなります。

変則的な現象を起こしたいときには,正しい九字を切ります。
霊を祓いたいときも使います。
この九字を,霊は大変嫌います。非常に不快な感覚を覚えます。

✖という図形を描きイメージしながら,九字の呪文を唱えている人間の念に,霊は弱いのです。
真言マントラや図形の力というのは,凄いものがあります。
図形(形)からは,凄い力が生み出されることがあります。ピラミッドや曼荼羅などは,いい例でしょう。

真言マントラを唱えたり,図形を描いて意識することで,自分が神とつながる力の発信体になります。
「宇宙」や「神」と「私」が同列の力になります。
しかし,注意しなければならないのが,神,宇宙と繋がるには,精神のレベルが,一定以上,高くないと不可能です。
邪な人間,精神が非常に低い人間が,用いると逆効果になります。


正直,精神が非常に低い人間は,精神の質を変えない限り,幸せなエネルギーを生み出すことは不可能に近く,「為す術なし」というのが現実です。

 

開運というのは,そんな簡単ではない。

意識が根本的に変わらない限り,変化は起こらないし,呪術に頼っても効果はない。他の開運作法をおこなっても効果なし。

今まで何をしてきても,よくならないという人はたくさんいると思う。これが現実。

 

簡単に運が上がる,金運が上がるなどといって,何かを売っている人もいるが,それは,まともな人ではない。

しかし,運の悪い人ほど,まともでない人と繋がってしまう。面白いもので。自ら不幸になる選択をしているのです。

 

精神を変えられないようなら,諦めて,今の環境を受け入れ生きていくしかないでしょう。

「三つ子の魂百まで」というように,何も変わらず人生を終える人が大半です。

奇跡的に変わる人もいますが,それは「良い縁」によるものです。

しかし,普通の人は,良い縁が出来ることは稀でしょう。