人間は,輪廻転生をしていますが,せっかく生まれ変わろうとした先祖の霊が,人間の体に宿り,生まれることを楽しみにしていたのに,突然親の意志で殺され,なかにはゴミ同様にすてるような輩もいます。闇から闇に葬られ,葬式もされず,霊界にも行けず,現世にて肉体もなく行く場所もなく浮遊霊になる水子の霊もいます。
 

一寸の虫にも五分の魂といいますが,水子といえども一個の霊格をそなえているのです。受胎して一ヶ月たてばもう目ができ,目は魂の色というように生命体として魂が宿された命です。六週間たった胎児に光を向ければ反応を示すのです。その子は生きているわけで,生命あるものは死にたくないのが当然です。それを殺されては浮かばれません。しかも日本では、かき出して殺します。
 

法律的には,そうすることも女性の権利ということになるのでしょうが,霊の世界からみれば,因縁をつくることになるのです。
やむを得ない事情があって,本当に反省し,供養するなら,水子の霊も納得するかもしれません。しかし,あまりにも自分本位なら,いろいろと霊障が出てくるかもしれません。そなったときは,自業自得と思うしかないでしょう。


水子供養は,寺に頼んでも無意味です。親自ら懺悔し供養する以外にありません。他者ではできないのです。
そもそも,人を殺しておいて,自分は幸せになろうと考えること自体,究極に自分本位です。

動物だって子は,命がけで守り,大切に育てるのです。