センチメンタルトレインMV見た感想。 | K-Takaのメモ置き場

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めちゃくちゃ久しぶりにキーボードを叩く()

まず最初に、So long!の合成MVに一定の拒否反応を示す私の脳みそが感じたこと。「あのCG加工要る?」

 

センチメンタルトレインのMVが公開されたので見てみた。

昨日もTwitterで

「『あのMVに何人の珠理奈が出演していたか』ではなく『あのMVを見たあなたの心に何人の珠理奈が映ったか』を訊きたくなるような感覚はあった」

と書いたけど、その真意というかなんというか。

書き言葉と話し言葉が混在すると思うけどそこは目を瞑って←

 

 

《前置きとして》

CDを発売するかしないか。MVを撮るのか撮らないのか。沢山の分岐点がここに至るまでにあって、その結論がこの形だという風に認識している。

正直なところ延期といった選択肢はもとから現実的には思えなかった。今回の総選挙に投じられた票は全部で383万6652票。100位から1位が獲得したのは313万7766票(たぶん)。1位が獲得したのはそのうちの19万4453票だからパーセントにして5%から6%。もっともこの割合が大きいのかどうかは分からないが。

撮られたMVは「未完成」のまま世に出された。初の1位に輝いた彼女が不在というこの状況はストーリー化された。むごいといえばむごいけど、その前に総選挙という残虐ショーをしていることを思えば想定内かな…

むしろ今日文字にしておきたいのはこれも見て何を思うか。

 

《心と目は今を映せるか》

何回も言うけどそこに珠理奈はいない。

けど「珠理奈」を想像する仕掛けは多い。絵コンテ、ダンスCG、そして顔を見せない代役の人がMVには組み込まれている(そういえば歌番組では照明の色とかやってもらってましたね)。

例えば珠理奈ファンとかSKEファンは、これから彼女が復帰するまで、『センチメンタルトレイン』を聴くとき常に「松井珠理奈」の存在をそこに「見る」のだと思う。というか、わざわざ空白に仕切りを立てるような演出なんだからきっとそうすることを推奨されている。この曲は「補完」されてその存在を保つ。

 

ここでキーにしたいのはそこに「誰を」補完するか。

もちろんそれはこの場において「珠理奈」以外ないのだが、ここで冒頭のツイート。

あなたが補完した「珠理奈」は珠理奈か否か。

彼女が活動休止を発表してから、ネット上では彼女に非難の声を浴びせたり声援を届けたり様々な動きがあった。そこで私自身が感じたのは、各々が思い浮かべる「珠理奈」像がまさに十人十色だということ。そしてMVで補完される「珠理奈」はその各々のそれに過ぎない。(※)

そこには(上方下方問わず)補正された補完がある。

このMVはそれを問うているように思えてならない。

あなたが補完した「珠理奈」は誰?

デビューしたての頃の珠理奈か?Kと兼任してた頃?長年の相方を見送った頃?はたまた2018年を生きる珠理奈?

その答え合わせ(いや問題提起かもしれない)のごとく、MVの6分18秒には唯一他に無いカットが約2秒だけ映し出される。

「ほら、そうなんでしょ?」

私が初めてこのカットを見た時、ある意味皮肉混じりにそう聞こえた気がした。こんな深読みのし過ぎもたまにはいいよね。

(ただこのカットが本当は何を意味して差し込まれているのか、私の読解力では力不足だった。けど絵コンテでも代役でもないこのカットは完成後も組み込まれるものだろう。)

 

《最後に》

既に長文極めてる気がするので今回はここらへんで。

タイミングやその早さなんてものは二の次、兎も角珠理奈さんが最善の体調で戻ってくることを願っています。

 

 

(※)

脳内で思い浮かべた人物像が実際のその人との間にギャップを生むことは、彼女に限ったことではなくまた応援歴の長さ・濃さにも関係なく、絶対的に生じることだと私は思っています。と、これは一応あとがきしておきます←