井上ひさしさんも「けんぽのおはなし」
井上ひさしさんのお話し。
日本は戦争をしないために
一切の武器を持たないと決めました。
世界中には、病気や飢えで苦しんでいる人たちがいっぱいいます。
苦しんでいるそんな人たちのために、日本人がもっている知識を伝える。
例えば、薬を作ったり、井戸を掘ったり、学校を建てたりするのです。
武器を持つのではなく、世界中の人々の役に立つことをしていくのです。
そうして世界の国々から信頼され、認められれば
「日本は大切な国だから攻撃はしてはいけない」と思われるようになるでしょう。
一人一人の考え方が違うように、国の考え方もそれぞれ違います。
日本のような国があっても、いいのではないでしょうか。
国会議員も大臣も、私たち国民が税金でやとっています。
皆の変わりに仕事をしてくれる人を選挙で選んでいるだけ。
総理大臣も国会議員も彼らは別に偉い人ではなく、私たちの「かわりの人」なのです。
私たち国民の幸せのために、国の仕事をしてもらっているのです。
でも、皆が選んだ人だからと言って、いつも正しいとは限りません。
それを皆がみて、間違った方向へいこうとするときは正さねばなりません。
絵本「けんぽうの」おはなし より
テロへの報復の為という大義名分で、武器を持とうという流れにしようとなっています。
同じ道過ちへ歩む方向へは、行ってほしくないと思います。
戦後70年ずっと守ってきた平和国家・日本としての役割もあっても良いのではないでしょうか?