以前、母に教えてもらった中村天風氏。その本が家にあったので、読んでいると、~本当に大切なもの~という文章があるので、転記します。
古代神話のお話です。昔、悪魔がある町に現れて、「今日から、お前たちのものをすべて俺は奪い取ることにする。しかし悪魔にも情けはある。明日までに残しておいてほしいものを一つだけ書き出せ。それ以外のものは一切、俺が奪い去るからな」と言い残して、悪魔はひとまず立ち去った。さぁ、町の人はてんやわんやの大騒ぎ。「俺はお金だ」「俺は食いもの」「私は家だ」「いや、私は名誉だ」「私は宝石よ」と、それぞれいろいろなものを書き出した。あなた方だったらどうする?悪魔はたった一つだけしか見逃してくれないんだぜ。さてさて、一夜明けてみると、その町にはなんと、たった一人の人間だけしかいなくなっていたとさ。
もう、わかったね。金だ、家屋敷だ、やれ宝石だ、やれ愛だと書きだした人々は、もっとも肝心な「命」を忘れていたんだね。たった一人だけが「命」と書いていたので生き残ったというお話です。金だ、家だ、名誉だ、愛だ、って、確かにみんな大切なものではありますが、命あってのものでしょう。それ以外は所詮は人生の一部でしかないんですぜ。というお話。
原発問題が起きて、再稼働の動きがあります。命あっての経済なのではないでしょうか?
宮城県石巻市のガレキ80トンが、22日北九州市に搬入され、今日から3日間試験焼却を実施し、6月中に正式なガレキ受け入れを判断する事になりました。
ガレキを燃やせば、大気中にプルトニウム・ストロンチウムが出てきてしまいます。吸い込んで内部被曝をするのが怖いのです。震災ガレキを焼却してたら、放射能による環境汚染の被害をもっとも強くうけるのは、これから長い時間を生きていく幼い子供達。
ドイツの女医ドルテ・ズィーデントプフさんが、放射能の怖さを伝えておられます。
私達の教えの中枢とも言える文部科学省から全国の学校に配布される教育用の本には、日本の原子力発電所は津波によって破壊することのないように設計されており、しかも予想可能な最大の津波よりもかなりの余裕をもって作られているから安心だとはっきりと記されている。
でも、現実に想定外は起こり、環境汚染は計り知れない。日本のどこかで事故が起きてもおかしくないと思っています。
原発に限らず、フッ素・ワクチン・ステロイド・現代医療・現代農業・現代栄養学etc・・・おかしいところは、おかしいと言える世の中であってほしい。微力ながら、できることをしていこうと思います。