野菜の講座が、林田薬局さんであったので、参加した。
いちのたんぼの会さんのお野菜は、木村秋則さんの考え方を元にされた方法で、自然の森の循環をそのまま畑に応用するというやり方をされておられます。
無農薬・無化学肥料で育てられたニンジンは、食べてみると、すっきりとした甘さがあり、チェリーもそのままたべてくれるほど。スーパーで売られているものと、たんぼの会の方が持ってこられたニンジンをすりおろしたものをしばらく置いておくと、スーパーのものは、黒ずんできました。こうしたことが、お腹の中で同じことが起こっているとおっしゃられ、見かけは、同じものでも、大きく違う。発酵するか、腐敗する野菜なのかの違い。これは、土が生きた土なのか、そうでないのかがポイントとのこと。
野菜は3種類の野菜があり、?慣行野菜 ?有機野菜 ?自然栽培野菜に分類され、?が一番腐りやすい。
農薬よりも肥料が問題ですと、はっきりおっしゃられ、虫が硝酸態窒素という毒物をたべてくれているので、虫食い野菜は、実は良くないとのこと。命一杯に育った野菜は、虫を寄せ付けない。人も免疫力が低下した人に、ウィルスや菌が住みつくのと同じ原理とのこと。
ニンジンを包丁で切らせてもらったけれど、思わず「光っている!」と言ってしまいました。生命力があるのだと思いました。この方々は、消費者の目線で野菜を育てておられ、1袋100円!なんて良心的。
今度は畑を見せていただこうと思います。
人を元気にしてくれるのは、生きた大地からできる、生きた命をいっぱい蓄えた旬の野菜ですね。