自然の野菜は腐らない | クレヨン日誌

クレヨン日誌

1歳を記念にブログを開設しました(*^_^*)
チェリーのアレルギーがきっかけで、食・環境に興味を持っています。

本   自然の野菜は腐らない


自然栽培の野菜とは、どんな農薬も、有機肥料さえ使うことなしに、土と種子の力だけで育った野菜。
虫も雑草も敵にしない、自然の調和の中で育つ野菜だと、著者、河名秀郎さんは、おっしゃっておられます。
この本の中に、野菜の腐敗実験が載せられていているのですが、木村さんの奇跡のリンゴと同じく、自然栽培された野菜は、腐らないで、ほとんどが枯れていくということを載せられておられます。
これと同じ現象が、私達の腸の中でも起こっているとのこと。
畑には、土壌の微生物により、自然な養分を作り出す。これ以上に肥料を与えると、栄養過剰になり、植物自身で値を張ろうとせず、弱い作物になってしまう。弱い作物は、農薬が必要。その農薬は、畑の微生物を殺してしまうという悪循環が生まれるとのこと・・・。
人間も野菜も同じことが言えるのではないか?過食=動物たんぱく質・加工食品・白砂糖の取り過ぎ。病気になれば、抗生物質・清潔志向で抗菌剤入り石鹸=畑の農薬みたいなもの。
むやみやたらに菌を殺さず、共存していく行き方を提案されておられます。
人間も、野菜と同じく、自然のままが一番良いのではないか?と思えた本でした。