自分でブログを書いてて気が付きました。

高校生や大学生、そして60歳を超えるシニア世代まで

いろんな方々が、海外を目指しての相談に見えます。



共通して言えるのは、

みなさん英語が大好きなのです。



大好きというのは、

英語を勉強するのが好きというよりは、

実際に英語を使いこなしたいという願いなのです。



言語である以上使えなければあまり意味がありません。


わたしも長い長い間勘違いをしていましたが、

英語は勉強すれば話せるようになるだろうと

思い込んでいました。


今の職業についたのもそんな思いからでした。

しかし実際は、社会に出て

それがは、おおきな妄想だったことに気がついたのです。



それはそれは大きなショックを受けました。

そして長い間そのそのショックから抜けだせませんでした。


おそらく20年以上だと思います。


その間も、仕事で英語を使わなければならないことが

段々増えていきました。




特に私の仕事は、読んだり書いたりする英語よりも、

実際に人に接しながら、相手の言っていることが

分かり、自分の言いたいことが伝わらなければ、

常に大きな責任と金銭的なリスクを抱えているのです。



なにも英文学を読みたいとか、

人前でスピーチが出来るようになりたいとか

いうことではありません。



普通の生活の中でのコミュニケーションレベルなのです。



言語である以上基本的なことです。



自慢ではありませんが、学生時代には

他の科目はダメでしたが、英語だけは

そこそこの成績を収めていました。



それが現場ではまったく通用しなかったという

ショックを長い間私は、引きずりました。




仕事をしながら、夜英語会話学校に通ったり

ある時期マンツーマンで会話を習ったり

高価な教材を買い込んだりと

十数年間の膨大な時間と、新車が買えるほどの

お金を浪費してきました。



今考えるとそれは明らかに浪費と言い切れるのです。




勉強すれば、勉強するほど話せなくなる理由がわかったのです。