なれそめ、のようなもの
RAG FAIR というグループを知ったのは
深夜のテレビから。
あまりにもくだらないコントに、
何だこりゃーと思ったのが最初だった。★
その後、会社の同僚がファンであることを知り、
深夜残業中にエンドレスでCDをかけて頂く。
寝不足と疲れがピークに達したオフィスに
延々と流れるRAG FAIR。
やたら元気なものから、懐かしく切ない曲まで、
ぐるぐると、回り回って・・・
最初はそうでもなかったのに、
少しずつ、少しずつ「洗脳」されていったという。
ここが肝心↑ ただ「おすすめCD」として渡されたら
絶対聴かないタイプ。
縁があったとしか、言いようがない。
ほどよく染まったところに、その深夜テレビの録画を借りた。
このタイミングも絶妙というか、なんというか。
コントあり、セッションあり、懐メロあり、替え歌あり・・・・・・・
その世界が、あまりにも、好みだった。
コウダクミ=エロカッコイイ、とするならば、
ラグフェアー=アホカッコワルイ。
しかし、まさにその世界が、ズバッと直球で、
おいらの好みだった。
歌や音楽を使って、あらゆる人を楽しませたい。
カッコ悪かろうが、コミックバンドに見えようが、
ウザかろうが、スベろうが、ザッツエンターテイメント。
だって、音を楽しむのが、音楽だから。
でもって、それを楽しむのが、自分たちのやり方だから。
そして、ライブに行って、確信した。
他の誰にもできないことを、この6人は、やっているんだと。
歌の上手いグループは、他にもいる。
笑いの止まらないエンタメグループも、いっぱいある。
けれど、その両方をつなぐ無類のサービス精神に、
自分はホレたんだと思う。
今では、彼らのことを考えるだけで、
愉快な気持ちになれる。
出会えてよかったなぁ、と思う。
そんなこんなが、
「なれそめ、のようなもの」