またも追記:福島県二本松の提灯祭り2015④七町合同・本祭り | ⋆

あふれてマス。
提灯祭りへのアイリンゴが。

わたしのブログ、追記やら手直ししまくるのですが、
読んでほしいので、追記と書きませう。

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「おはようございます!」

10月5日朝8時ごろ。
郡山から電車で、二本松に降り立つ。

いつも二本松駅に着くと、にやけるので口を手で覆うのだけど、
昨日に続いて、アイもリンゴ変わらずにやけるワタシ(〃∇〃)

こんなムフフな経験が続けて出来たということでよし。
駅降りたら、この光景ってのもないものね。
まるで、お迎えされたよう?(*゚ー゚*)


七町合同。

七町平等。
といいつつ、年やらによって、なかなか偏るかもない。
けど、虹色字まわりツアーは着々と虹

↓駅前の広場から、奥に太鼓台を望む。




↓駅前を出発し、7町で若宮方面へ、最後の⑦郭内とともに。
安達太良山(あだたらやま)がすごく綺麗に見える。



⑥若宮のしゃぎりって、リズムもなんともいえぬ間があっていいし、
さらに、急にこんな感じでおとなしくなる箇所が「若囃子」↓


↓1分10秒あたりから顕著にたたき方が違う「若囃子」。
しゃぎりをお休みしているわけだけど、こういうのも違って。

また勢いが戻るあたりとか、たまらんですな(///∇//)


◆④枩岡にある千功成(せんこうなり)の蔵


こないだ、東京にある明治神宮を久々つっきって(お参りせず・笑)↓
わんさか「樽酒」が参道に奉納されてあり、いつも探す「二本松」の酒。



今年は、とても目立つ真ん中に、
大七(だいしち)、人氣一(にんきいち)、奥の松(おくのまつ)はあったのですがヽ(゚◇゚ )ノ

千功成(せんこうなり)があればな!(TωT)ですばい。
東京ではお見かけしない地酒だから、なかなか呑む頻度は少ないけど、
ちょっと前にいただいた、純米酒サイコーでした!

↓⑤根崎って、曲がり角でも「しゃぎり」にせず、小さくさらっとまわる。
他字の方が、めったに「しゃぎり」をしない、というイメージとな。

けど、若連の団結力がすごくあると思います。
いや、それはどの字も!!なんですが、さらっとの分、やるとき濃厚なのか??
理由は勝手に分析しているのですがヒミツ(/ω\)




↑⑤根崎「わっしょいわっしょい」って、すんごい盛り上がっていると思ったら
お酒ではなく、焼きそばを順番に「呑まされて」いました割り箸

⑥若宮は、同じ場所でもこーーーーんなに大きくまわる↓

ホント各字の技術とか、微妙にも大きくも違って
おもしろくて、素晴らしい。

隣にいた姉さまと無言でうなずきあう:*:・( ̄∀ ̄)・:*:




↑重いといわれている唯一「赤い屋根」の美しい⑥若宮の太鼓台です。

「しんがり」だったので、その意味を含め、
目立つように「赤」らしい??調査不足なので、また。

今は最後尾は、⑦郭内ですが、揃いの色は赤というか臙脂(えんじ)色です。
(違うときもありましたし、これからも色はわかりません)

「しんがり」の意味もあるかもだし、二本松藩がよく着ていたとか
戊辰戦争での木村銃太郎の袴の色ともいわれています。



そんなこんなで、7町ぐるりと曳きまわす七町合同ですが、
御両社で儀式(写真割愛)があり、まだまだ曳きまわします。

その御両社からのお神輿は、最初に⑦郭内へ向かいます。


  ◆毎度、くまのプーさんのブログより

  二本松神社で宮詰めした後に行われる「発興祭(はつよさい)」後に

  御神輿が各字に一カ所ずつある本幣に行き祝詞を奏上するのですが。

  お城があった郭内には本幣が二カ所あります。

  郭内ロータリー付近と『箕輪門』です。

  箕輪門に御神輿が一番先に訪れるのです。これは郭内町民のためではなく

  藩公にむけて祝詞を奏上した名残と言われております。





太鼓台も「切通し」を通って⑦郭内へ向かいます。
↓⑦郭内の龍、目が合って、わたしの目が開いた感じ。


⑦郭内入って、⑦郭内祭典事務所。
今年は、組織的にもすごく気になりまして( ̄▽+ ̄*)



各字には、こういう事務所があって、
各字なり、我が字をおもてなし(接待)するのですね。

町の方とか、たまに私みたいな立場もいただけたりするけど、基本内部。
観光客向けは、①本町が神社付近でやっていますよ(* ̄Oノ ̄*)



紋付き着ている「事務係」は、上司とか親とか?
「若連」をサポートというか。
見守るというか口出すというか放置というか。

これだけそばにいると、色んな話もきけたり、入ってきちゃったり
なぜか、居合わせちゃったり(場違い?!)します。

ある字では、
若連がプレッシャーにならないようにどう伝えるかを真剣に話していたり、
ある字では、時間を若連に頻繁に伝え、管理を徹底していたり、
ある字では、さらっとすぐ若連に「提灯きえてるよ」って教えてたり、
ある字では、太鼓台全体を少し離れたところから見守っていたり、
ある字では、一緒に楽しんで盛り上げていたり、いろいろ。

と、勝手な乱文で羅列してしまって恐縮ですが、ある字というか「人」だろう。

勿論、状況によっても、立場によっても「在り方」というか
「距離感」が全然違うなぁと今年はそんなとこも目に入ってきた。

若連だけだって、温度差というか人それぞれだけど、
さらに、紋付き、OB、町内、観光客も含め、いろいろな方が作っている。

こんなにたくさんの想いがひとつのものを作りあげているのだから。
それだけでも、頭が下がります。

いつ見ても、人生の勉強になる。
勿論、「尊敬」するのだけど、それだけじゃなくて色々喜怒哀楽、葛藤を感じ(笑)、
人間くさくて、余計自分に当てはめられるから、身近に感じられて。

だから、わたしも歌だけじゃなくて、この生活をがんばろうって思える。




↑どっかの家(失礼します)ですが、ホント贅沢ですなヽ(*'0'*)ツ

結構、紋付きでも、役割によってだろうけど、
太鼓台についている人と呑んでいる人とか、自由なのかそうじゃないのか??

根崎での1時間ほどの昼休憩では、個人宅ご招待を受け、有難かったのですが、
なかなか抜けられず(言えない)、改めていい経験と教訓をえました?!(爆)

お囃子の音が遠のく~と意識が遠のくわたし…失礼。それもよいよい。
ってので、竹根通りの町並みに、安達太良山と遥か先の太鼓台っ馬


うつくしいぞ、二本松~!


続く。