【追記】青山霊園 X 二本松藩主丹羽家~縄文から現代の墓 | ⋆

すごい題名ですが、お盆からずっと書きたかったこと。
蝶・鳥・超・長文です。

お彼岸になっちまったばいΣ(・ω・ノ)ノ!
けど、書けなかったワケがわかりました。

書けずにいるとか、やれずにいる、みたいなことって
その前になーんか、「知らせたいこと」とか、
「勉強させたいこと」があって、保留されているだけだと思うのです。

けど、ガッと「やるぞ」って、奮起も大切だから、それはなんともだけど、
つまり、もどかしくあることだって、うまくいっている途中なのさ( ̄▽+ ̄*)

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墓参り、すごくたくさん行った今年。

というのは、またも二本松藩の戊辰戦争をブログで書こう、と決めたので
ならば、せめてその戦地と墓には行かねばなるまい、と勉強Ⅹ実行。

まだupしていないけど、福島県二本松の大隣寺はもちろん、
二本松藩主・丹羽家を調べずとも、赤穂浪士に興味はないのに(失礼)、
例えば、泉岳寺に行こうと今年なぜか足を運んでいる所もあり。

勝手ながら、自分との近さも感じ、ますます想いを強くします。
好きなものは、引き寄せる!

さて。

生きていれば、墓は意識しなくてはいけないひとつでしょう。
墓って、結構大変なアレですな( ̄□ ̄;)

長男(家を継ぐ人)しか入れないとか、まあ家によっても様々だろうし、
現代ではもっと自由を表現しても、そこまで言われなくなったとはいえ。

わたしは、自然と同化したいので、骨は散骨なんだけど、
墓石の代わりに、木が墓ってのがあると知って、
漠然と樹木葬がいいなぁと思っていたりしたが( ´艸`)

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◆樹木葬 http://en-park.net/categories/trees

1999年に、岩手県一関市にある祥雲寺ではじめて行われた自然葬の1つのかたちで、
墓石ではなく、樹木を目印としてお骨を埋葬し供養する方法です。


◆散骨 http://www.352-mag.com/ready.html

地域によってその大きさは異なりますが、
2mm以下程度まで粉砕するとほとんどの地域で散骨することができます。


1.死亡届・死亡診断書を市役所に提出して火葬(埋葬)許可証をもらう。

2.火葬して骨化する。火葬後に粉骨してくれる斎場もあります。

3.遺骨を5mm以下、散骨する地域によっては2mm以下の粉末になるまで粉砕する。

4.散骨用のチャーターボートやチャーター機などを予約する。

5.現地へ向かうための飛行機や宿泊先などを手配する。

6.死亡届や死亡診断書、火葬(埋葬)許可証などの必要項目に英訳を添え書きしておく。

7.現地で散骨。

※遺骨を届ける場合は、郵便局の「ゆうパック」で送ることができます。
中身は「遺骨」と記入します。遺骨は郵便局でしか送れません。

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人様の墓地について、どう書けばよいのか、書いていいのか、わからんのですが、
史跡? といえばいいのか、知って欲しいということで、up。

墓地に行くにあたって、いろんな方のブログを参考にしましたが、
皆さま、墓を載せることに丁寧なおことわりをいれていました。
わたしもそれにならいたいと思います。

不愉快な面がありましたら、記事の削除なり対応したいと思います。
よろしくお願いいたします。



青山霊園についたら、出迎えてくれた蝶たち。
丹羽様だから、二羽なのか?

なんて(*゚ー゚*)

◆青山霊園~二本松藩主丹羽家


十代長国公以降の丹羽家当主とその家族のお墓らしいのですが、
ここ青山霊園に来る前、泉岳寺が江戸の菩提寺で、お墓があったのです。
泉岳寺…これは、またの記事で。

着いたときに、雲に隠れていた太陽が、この墓石のちょうど真後ろからビカーって。
それで、撮っていいのかなって悩んでた私を勇気付けてくれて。

というか、この墓石ですもの、撮りたい!
ホントにうつくしい。

墓石にも「個性」を感じ、愛おしさが出ました。
やばいばい、こんな墓石(/ω\)

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彫刻の羅漢像下絵は、狩野惟信の作といわれている。

『二本松寺院物語』によると、元々泉岳寺にあった
七代藩主丹羽長貴の弟長恒の墓碑だったとのこと。









↑二本松藩士と武将戦士者のお墓です。
藩士と武将の区切りは不明ですが。六本木ヒルズが望めます。

あと、こんなワイルドな同行者? ↓
ごろっと手にあたって、びっくり∑ヾ( ̄0 ̄;ノいつからいたよ?!



ムシがいつも応援してくれる。
てか、このワンピの花を本物と間違えているだけなのですが(* ̄Oノ ̄*)

↓お金、ささげる人いるんだなぁと(笑)。

年月日が刻まれています。
「寛政六年甲寅八月十有四日」と書いてあることから、江戸時代とのこと。
Ⅹは、丹羽家の家紋、「通称・違い棒」ですぞ。


実は、これ4円が置かれていて。
しばしして。。「四町だなぁ」って。
↑祭りバカですからね。二本松といえば、やっぱ祭りなんで(笑笑)。

そしたら、三町も一緒にして、「七町合同」だろ虹

と、3円を足してきました(笑)。
ほら、ちょうどお金もあるのね。

七町が末永く、仲良く、Go!Do!出来るように、願いをこめて。

あと10日ほどで、提灯祭りだべ!
ホンモノが観られる(〃∇〃)早くこいこい、10月4日。

ということで。

丹羽様のお墓は、1種ロ7号14側にあります↓


しつこいですが、撮っていいかなというのはずっと拭えず。
写真↑も、わたしの誕生日である、2月13日、隣がナンバー213だから撮ってみたり。

その際に、気付いたのが、奥に「和」と書いた墓石。

一文字にこめられた願いも素晴らしいのですが、
実は、二つの家(苗字)の合同の墓なのです。

苗字の同じ兄弟でも同じ墓に入れないとか、
めんどくせー墓継承(失礼)に疑問があったので、真実はわからぬとも、
こういう表現、ホント素晴らしいなぁって思いました。

お墓も、すごいない。
願いというか、もう現実の叶ったカタチそのものだ。

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戦死した方は、「墓のアタマがとがっている」とな。
調べがついた中で納得した説を抜粋しました↓

◆墓石の形

仏教と神道で異なります。

仏教の場合、四角柱型の墓石。
神道の場合、四角錐型の墓石。



一般の葬式は、仏教式の墓石が多数派ですが、
戦死された方は靖国神社に祀られることもあり、神道式で葬られたのだと思われます。

神主が頭にかぶる「えぼし」を表現したそうです。

神主=神道=皇室=日本(国家)ということで
公のために亡くなった人の墓石はそういった形状にする事が多くありました。

また神仏混合時代にも、そのような墓石がみられましたが
「神も仏も」という意味があったようです。

天皇陛下が、神道の最高祭司であるのはご存知の通りで、
当時の兵隊さんは、神道国家である日本の(陛下の)軍隊の兵士です。

ですから、国がお金を出して建てられる墓石は神式となりました。
まぁ、遺族は神式とか仏式とか考えずに、
戦死者のお墓はこんな形と言われて建てていただけですけど。

ただし、各人の実家の宗教まで変える義務もなし、祭祀方法も同様。
結果、神式墓石でありながら、仏式供養となっているだけです。

靖国でも同様に英霊となった戦死者は神式で祀られていますが、
各人のご実家では仏式で祀られています。

別におかしくはありません。
仏式であろうと、神式であろうと拝みたい人が、拝みたい方法で拝んでいいのです。

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◆青山霊園~野津道貫(七次)氏

旧鹿児島藩士。戊辰戦争に参戦する。

西南戦争時には、第2旅団参謀長として参戦。
11年東京鎮台司令長官となり、同17年大山巌の渡欧に随行、軍制を視察。
帰国後、広島鎮台司令官・第5師団長等を務め、日清戦争参戦後、大将に昇任。

1種イ1号26~28側

戊辰戦争で二本松藩と戦い、賞賛した方です。
縁があればと、場所を調べず、たどり着きました。

すごい実績を残した方とのことで、お墓もすごいです。
どんな方か、墓地をみれば判りますね↓







↑実は、ここでも躊躇するわたしにシャッターを押させたのは丹羽、
ならぬ2羽の鳩がとまったからです。

ああそうか、鳥、蝶、虫とかいうけど、わたしは羽モノに応援されてんだ、と
このブログを書いていて、あらためて気付く。

丹羽様のラブ意識がないころも、羽モノ大好きで羽のグッズ集めているし( ̄▽+ ̄*)
めでたいない!わっしょい。

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記事、分けようと思うも、ざばっとのせます。
東京都埋蔵文化財センター、ちょうど墓の特集していました。



◆弥生時代の墓





◆弥生・古墳時代の墓の中身



◆縄文時代の墓











縄文時代、やっぱり大好きなんだな。
真ん中がお墓では、実際、現代、問題があるかもだけど。

けど、縄文に戻っているらしいです、墓のあり方・考え方が。
自然葬とかもそうなんですが、遺骨ペンダントも、縄文人はしていたそうです!

墓とは、なんなのか。

「千の風になって」みたいに、たしかに墓に魂は眠ってはいなさそうだ。
けど、こうやって墓があるというか、墓参りっていいない。

ひとりでも、家族やら、同志やら、なにか想いのある人たちが訪ね、
それを感じられる場所のひとつ、墓。

つながってゆくし、つなげてゆく「カタチ」に感動しました。

人は、つなげたいんだ、想いを。

だから、つなげるため、表現してこー!

あの世ではなく、この世でないヘ(゚∀゚*)ノヒマワリ