清掃工場見学③中防埋立処分場 | ⋆

 
中央防波堤のある、埋立地です。

昭和52年から埋め立てています。


あと。

平成10年から埋め立てている【新海面処分場】は

東京湾最後の埋立地です。


 

中央防波堤は、津波が都心までこないように設けられてる堤防。
4車線の厚さ!

勿論、海に埋め立てるのですが…海面までは一応土砂で
埋めてから、その上にゴミを埋めるよう。

とはいえ、ゴミから出る水の問題があるので、その辺も処理をしている。
予算が50億円だけど、その半分は水処理(ここの)だそうです。

『 え ん 』 の 言 葉


埋立地の一部↓
真ん中に黒い土がみえるでしょうか。
ゴミを燃やした灰をさらに燃やして、作っているスラグというもの。


燃やしても残る。

 

出るのが大量だから、結局は埋め立てるしかない…。


しかし、埋め立てる土地もわずか。

もうない、のです。


『 え ん 』 の 言 葉


ここに緑たちを植えて、公園とかにする計画みたいだけど、
潮風と、土に栄養がないとのことでなかなか育たない模様。


↓手前にみえる、砂っぽい柄だけど、白いひらひらしたものは
スーパーのゴミ袋を機械で細かくしたものです。

土やスラグとサンドウィッチしたりして、飛ばないようにしてるとはいえ
妙にひらひらしていて、衝撃的でした…。

今出来ることで、思い浮かぶのはエコバッグ。


『 え ん 』 の 言 葉


今まさに埋め立てしているところ↓
羽田空港があるので、航路の関係で高さ30メートル迄。

この量で、23区の2週間分くらいだそう…。
見難いが、上にいる黒い点々はカラスさん達。

『 え ん 』 の 言 葉


埋立地の海より、お台場を眺めるの図。
「こんな遠くに人は土地を作ったか…」 と思わずつぶやく。

手前にあるのは、また別の手作りの粉砕機だそうです。
一般的に15センチに細かくするのは、②で紹介した写真の機械。

『 え ん 』 の 言 葉


『 え ん 』 の 言 葉


埋め立て終わった山です。


緑になっていて、一見キレイだけど…中はどうか。

今もゴミから出ている水の処理があるのです。


そして、

もう埋め立てられる土地はないのです。

長い日記を読んでいただき、感謝。
身近なことから、やる。


そして、みんなで、少しずつやりましょう。

よろしくお願いします。