わろてんかの第二週を時系列順にみていきます。

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第二週で一番大切で大きな出来事はなんといっても「新一兄さんが亡くなったこと」だと思います。だからまだ新一兄さんが生きているうちから儀兵衛が蔵で起こした騒動は本気であっても勘違いであってもあの場所に入れるエピソードとしてはおかしいと感じました。つらい時こそ笑えという教えを体現した場面かもしれませんが、儀兵衛が本気だったとしてのから笑いだったとしても、ほんとの勘違いでの安心しての大笑いだったとしてもそぐわないように感じました。たとえその笑い声を離れた部屋で新一が聞いているという場面を創り出すためだったとしてもなんだか変だ、しっくりこなかったです。

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ドラマの中のひとたちは大切な家族を亡くした悲しみから立ち直りつつあり、遺品を整理するなどして気持ちにも少しずつ整理がついている、つまり、金曜から土曜の最初までドラマの中では時間がたっているのかもしれませんが、視聴している私は土曜の冒頭で新一兄さんがいきなりお仏壇に写真が飾られていることに動揺し、受け入れられていないのに、土曜日の満開の笑顔。これもつらい時ほど笑えを体現したものかもしれませんが、なんだろう、よいと思えませんでした。栞さんの立ち振る舞いはよかったです。

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てんの笑顔が屈託なさすぎるんです。だからてんの気持ちによりそえないんだと思います。

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第7話

(1)一人前の女性として成長するも相変わらず笑い上戸

 

(2)明治43年(1910年)夏

 

(3)藤吉からの手紙が学校、親にばれる

 

(4)儀兵衛が伊能製薬(大阪)との提携を持ち掛ける

 

(5)伊能家次男栞とてんの縁談

 

第8話

(6)てんも洋装で見合い写真を撮影する

 

(7)風太と手紙のひっぱりあいをして手紙を破く

 

(8)トキ「うちは恋やと信じてます」

 

(9)新一と連れ立って登校「おまえは好きに生きたらええ」

 

(10)風太の過去、「たんこぶはんぶんこ」

 

(11)神戸の倉庫全焼の知らせ

 

第9話

(12)番頭さん、ハツさんが全焼の知らせに居合わせる

 

(13)銀行?に頭を下げるが断られる

 

(14)儀兵衛、てんの結納の話を急ぐ(つぎの大安)

 

(15)大阪の寄席に出ているという藤吉に会いに行く決心

 

(16)トキは止めず。風太に法善寺の場所を巧みに聞き出す

 

(17)風太、トキに問いただす

 

(18)風太、後を追う

 

(19)てん、南北亭に着くが藤吉は不在

 

(20)藤岡屋ではてんの不在に大騒ぎに。トキ白状する

 

(21)てん、藤吉を知っているという男たちについていく

 

(22)白いステッキ使いの男現る「あなたは?」

 

第10話

(23)都合よく風太もかけつける

 

(24)ステッキ使いの男は婚約者伊能栞さまであった

 

(25)伊能家。並んでソファに座り紅茶を飲むてんと風太

 

(26)薬品の輸入、文化芸能の援助をという栞さま

 

(27)藤吉を語るてんを興味深げに見る栞さま

 

(28)宿をとってくださる栞さま

 

(29)翌朝、父に蔵にほおりこまれるてん

 

(30)儀兵衛、藤吉からの手紙を燃やす

 

(31)蔵の二階からおまんじゅうを差し入れる風太

 

(32)藤吉さんは影法師、夢の中のおひと、おとぎ話にあこがれているとしやない

 

(33)蔵の入り口から新一兄さんが助けに来る

 

(34)火災のことを知らせてくれなかったと父に詰め寄る新一兄さん

 

(35)新一兄さんの頬をぶつ儀兵衛「おまえには関係ない」

 

(36)倉庫会社は夜逃げ、取り立てに押しかける取引相手、手形が不渡りになるのではとのうわさ

 

(37)金策に行く儀兵衛、後を任された新一

 

(38)騒ぎは三日三晩続いたあとぜんそくがぶり返し倒れる新一

 

(39)器官から肺に炎症が広がっている

 

(40)ドイツでは特効薬開発も日本には来ていない

 

(41)「おかあはんの反対を押し切って洋薬の販売にかけたのも新一のため」母

 

(42)「あいつの夢をかなえさせてやりたい」父

 

第11話

(43)結納がかわされる(結納品が収められている)

 

(44)ハツが嫁入り道具を用意する(鏡や着物などが飾ってある)

 

(45)結納を断られる(回想)

 

(46)結納品や嫁入り道具を前に座っているハツに謝る儀兵衛

 

(47)新一兄さんあと一週間から一か月の命と告げられたと儀兵衛に話すしず

 

(48)それを聞く儀兵衛

 

(49)つらい時こそ笑えと新一がてんに言う(今作のテーマ?)

 

(50)母お百度参り、てんも

 

(51)だんさんがどこにもいない?

 

(52)蔵。滑車にひもがかかっていない。上から垂らされた縄。

 

(53)踏み台をもって縄の下に立つ儀兵衛

 

(54)縄の強度を確かめている?踏み台の上にあがる

 

(55)蔵の戸が開き一同がなだれこんでくる。口々に言いながら儀兵衛の体をひっぱる

 

(56)結納品をしまおうとしたという儀兵衛

 

(57)てんがぎこちない笑い声をあげる。

 

(58)儀兵衛の行動を勘違いしたことにして笑いで払拭しようとする。

 

(59)その笑いを一人聞く新一兄さん

 

第12話

 

(60)新一兄さんが亡くなった(映像なし)

 

(61)遺品の中から論文みつける(映像なし)

 

(62)新一の論文を手紙とともに栞に送る(映像なし)

 

(63)お仏壇におそなえするてんとりん

 

(64)儀兵衛「新一のためにも泥水すすってでも店を再建させるんや」

 

(65)藤岡の家を継ぐと決めたてん

 

(66)伊能栞来訪

 

(67)栞、新一の論文を認め、出資を申し出る

 

(68)「失礼いたします」ふすま、ばったーんを回避

 

(69)風太、ふすまを片付ける

 

(70)縁談は「だが断る」自然な恋愛にあこがれ

 

(71)人力車の栞、おいかけてくるてんに「おやまあ」

 

(72)観察している。君はほかに思いを寄せる人がいる

 

(73)くすりまつりで藤吉と再会するてん