ゴールデンウィークはなんだかやたらバタバタした。

今日になってやっと平日に戻った感じがあるけど世はまだお休みなんだよね。

わたし自身は世の連休とは無縁な仕事だけど、周りはみんなしっかり休みだから、それに合わせて動くとわたしまで連休みたいな状態になる。

一昨日あたりは朝の4時半まで遊んでたのに、その3時間後には動き出さねばで、ひさびさにふわっふわの状態で過ごした。

まともに会話ができるひとたちと話すと、ちゃんと脳のいろんなところを使ってる感じがする。

ひととコミュニケーションとるってこういうことよねと実感したし、なにより今回は姉の旦那さんを見ててたくさん学ぶところがあったな。

前は遠慮なくずけずけ物を言うし気難しくて付き合いづらいと思ってたけど、今、わたし自身が家のことのほぼ全てを回してる状態で彼を見てると、離れて暮らしてるのにわたしと母のことまでちゃんと家族として見てくれてるからこその言動なんだと気づけて、今まで口うるさいと思ってたことを反省した。

地に足つけて現実見てたのは彼のほうだった。

わたしはふだん目の前の家事をこなすくらいしかできないけど、彼はわたしの目の届かないところ、手の届かないところの作業を知らないうちにやってくれていて、さらに今ここがこうなってるけど、時間があるときこういうことしておくといいよとアドバイスもくれた。

なにこれ助かりすぎる。

たぶん姉はわたしと同じタイプで家の中のことはそこそこやるんだろうけど、家のメンテナンス的なところはきっと旦那さんに任せていて、それと同じ感覚でうちのことも見てくれたんだろうなと。

なるほどな、家を仕切る男のひとがいるってこういう感じなのかと今さら理解できた。

遅すぎ。


うちの母はいくら親族(特に姉の旦那さん)でもお客さんを家に迎えるということを本人曰く「トラウマみたいに嫌」がっているけど、わたしは姉の旦那さんを見ていると、嫁の実家に行くなんて普通は億劫だろうにことあるごとに来て関わろうとしてくれるので、ありがたい存在だなぁと思う。

20歳超えた子ども2人が、いまだに父母と出掛けたりして距離が近いのも、このひとの「人との関わりかた」が多分に関係している気がする。

甥と姪と話すのも楽しい。

とっくに対等に話せるくらいの大人なので、話が合うことも多くてうれしい。

今回驚いたのは甥がギターを持っているという事実。

でも指が届かなくてコードを押さえられず挫折したらしい。

わたしがウクレレとギターを練習してることを小声で伝えたら、さらに驚かれた。

腕前を披露しろという空気はなんとか話題を逸らして回避。


それにしてもここ数日、とにかくたくさんのご馳走やら食材やらをいただきまくりで、たいして料理しなくて済んでるのは心からありがたいけど、消費するのが大変。

ひたすら食べてたらさすがに太った。

ここまでけっこう摂生して運動もしてちょっと体がすっきりしてきたな、とか思ってたのに完全にリバウンドした。

痩せるのは激むず、太るのは超簡単。

ここからまたがんばらねば。



ここのところずっと、どうしようもないほど真っ黒なぐるぐるしたものに囚われていて、これ鬱になりかけてるか?と思っていたのだけど、ある日、朝目が覚めた瞬間「わたしは今まで何をして何を考えてたんだ」と正気にかえった感覚があって、いろんなことが急に吹っ切れた。

完全にそこまでのじぶんがまともじゃなかったと悟った。

あのままだったら病名がつくところまでいってた気がするけど、踏みとどまれてよかった。



さて、今日はこれから納品。

明日は完全にお休み。

ゴールデンウィーク明けで編集からどれだけ仕事が回ってくるかで次の仕事が決まるわけだけど、明後日も休める気がするので明日は出掛けよう。ひさびさに夜遊びしよう。

そのために今日のうちに明日の母の夕食などを準備しておこう。

よし。