ひさびさに仕事以外で読書をしている。

いわゆる心理学というか自己啓発というか哲学というかなんというか、まぁそこらへんのジャンルのものなんだけど、なんとなく、得るものがありそうな予感がしてる。

まだ全体の20%しか読めてないので確信はできてない。


ただ、なんとかしてこのじぶんの今の性格を少しでも変えたいという気持ちがあって、なにかしらのヒントがあればなという薄い期待を持って読みはじめたのだけど、さすがベストセラーだけあって、ちゃんと万人が共感できる作りになっていて、すでに3箇所マーカーつけたよね、Kindleだけど。


この件に関しては読破したあとにじぶんがどう感じたかまとめようと思うけど、それとは別に、「成人の学習モデル」というものを少し学んだ。


成人が何かを学習するとき、そのプロセスは4つの段階に分けられる、というもの。

ここに詳しくは書かないけど、それを読むとどうやらわたしの今のウクレレの学習段階は「意識的有能」の位置にありそうだとわかった。

つまり、意識すればできる、ということ。

たぶん、この段階が学習のプロセスにおいてはかなり時間を要するんじゃないかと思う、というか、わたしの性質的には間違いなくそう。

これが最終段階の「無意識的有能」、つまり意識しなくてもできるという状態になるまでやらなくちゃいけないというわけで。


スプラトゥーンというゲームを始めたころから現在にいたるまでを考えるとじぶんとしてはわかりやすくて、最初はなにができないのかすらわからない「無意識的無能」の状態から始まり、しばらく経ってじぶんのできていないことがわかる「意識的無能」の段階に至り、長い期間を経て「意識的有能」状態になって、また長い期間を経て「無意識的有能」状態に到達するという。

車の運転とかもそうか。

最初はブレーキ踏んで、エンジンかけて、ギア入れて、ブレーキから足を離してアクセル踏んで、とかちゃんと意識しないとできなかったことが、いつのまにか無意識ですべてをこなせるようになる。


これはたぶん、性格を変えるということにもどうやら当てはまるのではないか、とちょっと思っていて。

最初はきっと元のじぶんでいようとしてなにもできないんだろうけど、意識して決定するということを繰り返していくうちに無意識的にできるようになる、みたいなこと。

まぁそんなにうまくいくかはわからないけど、とにかくこのままではいけないということだけは明確にわかっているので、もう今日から、今から、実践していこうと決めたのであった。


とりあえず、部屋のフロアスタンドが完全に壊れたので、代わりのものを探しに行こうと思う。

壊れたままのものを置いておくのはやめよう。決めたら即やろう。


昨日まで担当していた案件は、本当に感心しきりの良作品であった。

普段は作業量がただただ多くてがっつり仕事こなしたぜ、って感じなのに、今回は隙がとても少なかったので、いつも「そこに時間かけてると納期に間に合いませんよ」とじぶんにツッコんで流さざるを得なかった細かい表現の部分までしっかり浚うことができた。

なんなら、編集のスキルみたいなとこまで教本引っ張り出しておさらいする余裕まであったし、勉強してたときのじぶんのメモを見直したりなどもした。

それこそ当初は無意識的無能から意識的無能の段階にいて、何かしらをいちいち確認しないと判断できない状態だったわけで。

今は無意識的有能の位置にいるとはいえ、まだまだ無意識的無能な部分もあるに決まってると解っているので、こういう余裕のあるときに少しでも気づきを得ていくというのは必要なことだなと思ったのだった。


いや、うだうだ書いてないで出かけよう。

夕食作りの時間までには帰宅せねば。