ひさびさに8時間も眠れてしまって、目が覚めるとgoogleさんが12年前の今日の画像を見せてくれた。

猫が必死に襖を開けようともがく様がかわいくて笑えて何枚も撮ったうちの一枚だった。

懐かしいな。こんなときもあったな。結局生涯家中の扉を一切開けられない猫だったなと思うなど。

そういえば、猫が死んだのはちょうど半年前の今日だ。

半年前の今日は、本当にきつかった。

仕事しながら猫の様子を見て、スポイトで水や流動食を与えたりしていたけど、どんどんそれすらも受け入れなくなって、あとは見守ることくらいしかできなくて、夜通し猫のそばにいる覚悟をしていたけど、結局23時くらいに息を引き取ったんだった。


その後どんな気持ちでどんなふうにじぶんが過ごしたかはもう覚えてない。

泣きつづけていたのか、わりと冷静だったのか、気を紛らすためにゲームしてたような気もするけど。

亡骸の横を通るたびに、じつはまだ生きてるんじゃないかと確認したりした気はする。


そういえば、余った注射器を病院に返しに行かなきゃいけないのに未だに行けてない。

ほんとは時間を置かずに行こうと思ってたのに、看護師さんや先生に泣かずにお礼を言える気がしなくて、笑って話せるようになるまで待とうと思ってるうちに半年経ってしまった。

17年間何かあるたびにお世話になった病院なので、猫がいない今、フラットな状態で行く自信がない。

それだけわたしはまだ引きずってるってことなんだろう。


SNSで日々よそのおうちのかわいい動物たちを見るたびに、その時間が永遠に続けばいいと思うのと同時に、いつか必ず訪れる悲しい瞬間のことも想像してしまう。

そんなの失礼なことだってわかってるけど。



大橋大先生のラジオの第2回と第3回を立て続けに聞いている。

1回2時間たっぷりいい曲をどんどんかけてくれるので最高。

知ってる曲が流れてくると、「なんだっけこれ」と調べては「ああ!」となる。

今日一番「なんだっけこれ」→「ああ!」だった曲はこれ。


Flo Morrissey and Matthew E.White


なぜこの曲を知ってるのか、誰かが薦めていたのか、まったく思い出せない。

どうやらそこまで思い入れはなさそうだけど、確実に好きだと思ってたのはわかる。

調べてみたらどうやらカバーらしい。

原曲のほうも聴いてみたけど、断然カバーのほうがいいっていう。


Look at what the light did now.


これはどう訳すとしっくりくるのかな。

光の所業を見よ、とでも言ってしまうと堅すぎるのか。

まぁなんか、光がきらきら見せてくれるものを羅列している詞に見えるけど、反面、影について書いているのかな。

的確なニュアンスを掴む能力がなくてわからないけど。


なんとなく、今日じっくり聴いてみるにはちょうどいい曲だなと思ったのでした。


さて、仕事の続きに戻ろう。

いくら読みたくない文章でも読まなければ終わらない。がんばろう。