昨日から新規の案件。
いつものレーベル。いつもの分量。
さて今回もがんばろう、と思いながら作業を始めた直後、担当氏より着信。
「昨日の今日で申し訳ないんですけど、次の案件を...」
笑った。あまりにも早い。
理由を聞いたらわりと納期が詰まっているらしく、2本合わせて15日までに仕上げてほしいとのこと。
つまりは、こちらで進捗を調整してやりくりしてくれということか。
1本終わるのを待って次を送るのではロスがあるだろうという担当氏のさくりゃ...配慮ですね。ありがとうございます。
さいわいどちらも3日ずつあれば終われそうな分量なので喜んで引き受けた。
先月の作業内訳を見て、やたら報酬が多いなと思っていたので勝手に今月はゆるゆるかと予想していたけどまんまと外れた。
しかも担当Nさんからも昨日連絡があって、先月の某案件で報酬金額を間違えてたので修正したとのことで確認した、さらに増えてて「何事?」となったりもした。
インボ○ス制度、なにそれ状態。
仕事が減るどころかむしろ増えてるんだが。
何はともあれ仕事仕事、と今日も作業を始めたら、今日も今日とて担当氏より着信。
さすがに3日連続依頼ということはないだろう。てことはFBか?とびくびくしながら出ると、
「つかぬことをお伺いしますが、いつものレーベルの作業内容について、一番たくさん担当していただいてる○○さん(わたし)に聞くのが手っ取り早いと思いまして...」
と、某レーベルの作業方針について、版元でもなくプロダクション内の他の担当者でもない一スタッフでしかないわたしに質問したいときた。
もちろんすんなりなんてことなくお答えしたけど、これにはさすがに笑ってしまった。
いやそれ確認するのわたしでいいんかい、と。
数年前から当のレーベルの案件はどうやら半数以上わたしが担当しているとうすうす気づいてはいたけど、とうとう「このレーベルのことならあいつに聞け」の位置に来てしまっていたらしいということに、いやでも自覚させられてしまった出来事であった。
何年経験を積んでも自信なんてものを持てずにここまで来たけど、こういうときに頼りにしてもらえるくらいのところにはいるんだと知れて、複雑な気持ちとうれしさが綯い交ぜになった瞬間。
こんなこともあるんだな、長くやってると。
てことできりがいいので晩ごはんまで休憩。
昨日思い切って買ったゲームをしばししよう。
ハマれるか不安だったけど、始めてみたら思いの外時間が溶ける程度にはやれてるし、ちょっも時間を置くと新しいアイテムがどんどん増えるのでこまめに立ち上げたくなってしまう。
たぶんここからは同じ作業の繰り返しになりそうなのでもしかしたらあっという間にやることがなくなりそうではあるけど、とりあえず楽しめる間は続けてみる。
ひさびさに楽しめるものを見つけられたのがうれしい。
などと。