半年以上前に見た夢の続きを見た。
そんなことあるんだ、と目が覚めてから思った。
じぶんの好きなひとには昔々から彼女がいて、最初からわたしの入る隙なんかなかった、と知った前回。
打ちのめされたことを当の本人にも報告した記憶がある。
今回は、その後の話。
もうわたしは関わることもできず、偶然飲食店で見かけて、しばし会話しているのが漏れ聞こえてきた、というだけの夢だった。
会話の内容は、わたしが聞きたくないこと知りたくないことの羅列でしかなかったので割愛。
目が覚めてから、どんな悪夢だよと、今寝直したら続きを見ちゃうんじゃないかと恐ろしくて、眠れなくなった。
昨夜は珍しく1時なんかに眠くて仕方なくなって、健全な睡眠時間!と脳内で叫びながら嬉々として寝た結果がこれかよ。と。
しばらくぽちぽちタップするだけのゲームをして、なんとなく眠くなってきたかも、と2時間ほど仮眠。
今度はうちの猫が出てきた。
普通にすぐそこにいて、あぁ、やっぱりまだいるじゃん、と思う夢。
当然目が覚めてから、やっぱりいないじゃん、となった。
部屋を出たら、猫のものがことごとく片付けられてた。
食器だけはいつもの場所に置いといたままでもいいんじゃないかと思ってたけど、それもなくなってた。
母はやっぱりどうしても目に入るのがつらいらしい。
よっぽどわたしなんかより重症だ。
まぁ好きにしたらいい。
あとは母には判断できない注射の道具まわりとわたしが買いそろえた遊び道具のを残すのみ。
注射器なんかは病院に返すべきなんだけど、まだどうも行く気になれない。
一応病院が休みのあいだに経緯を留守電に残しはしたけど、特に(当然だけど)向こうから連絡があるわけでもなく、行ったら行ったでまた軽く説明してこれまでのお礼などもしないといけないと思うと気が重い。
まぁそのうち、気が向いたらでいいや。
それにしてもいい天気だな。
11月は夏日が続くかもしれないらしい。
このまま暗い冬がすぐ来てしまうより、今のわたしたちにとってはずっとありがたい。
今日は母に通院の送り迎えをしてほしいと頼まれていたのでもう少ししたら出かける。
毎日少しずつ予定があって外に出る機会があるのもまたよし。
今は忙しいくらいのほうが。
昨日あたりふと、これで母まで失ったらわたしはどうなるのかなとか考えてた。
もうどうも何のためにがんばるのかもよくわからなくなって、じぶんのいる意味みたいなものもなくなりそうだな、などと。
それはそれでか。