さすがにヤマトが来ない。
雪が理由ということはなさそうだから、単純に物量を捌ききれない、という感じだろう。
まぁいいや。もうここから来るのは年明け納品のものだし、聞いたら2本ともだいぶ楽そうな案件だったし。
今から早めに終わらせて休む気満々。
今日は荷物が届き次第、年内最後の猫の病院に行かねば。療法食ストックしとかないと。

体調は完全に復活。
睡眠もちゃんととれてる。
ちょっと怖いドラマとか見ながら寝てるので、そこそこ悪夢は見てしまうが。

ドラマといえば、さっき今期一番好きだったドラマの最終回を見た。
なんというちょうどいい落としどころ。
最初から最後まで、希望と絶望が闘い合って、どちらがどちらを叩きのめすということもなく、見ている側も納得できる結論に導いてくれるドラマだった。
現実では絶望が勝つことのほうが多そうだし、だからこそこういうドラマを作ろうと動いたひとたちがいたんだろうけど、物語の中では最大の悪をやっつけることは敵わずとも、しっかり希望が見える終わり方にしてくれた。

物語の序盤、現実の不条理さを呑み込めず心を蝕まれた主人公が、固形の食べ物も呑み込めなくなるという描写があって、それが主人公の心理状態を表すバロメーター的役割を果たすんだなと思いながら見ていた。
中盤で希望が見える展開では食べることができて、終盤でまた絶望に落とされて食べられなくなって、というわかりやすい描写。
最終回でそれがどうなるか、ささやかに期待していたら、予想を超えた爽快な結果に。
ストーリーの本筋とは関係ないといえばない。
でも、このドラマの肝ってここにあるような気もした。
食べるって、つまりは能動的に生きるということの表れでもあって、希望ってきっと日々の生活が成り立つところにしか生まれなくて、そういうものを人間から奪っていくのが絶望っていうやつなんじゃないかとわたしは思っているので。
わたしはっていうか、みんなそんなこと思ってるよな。
でも、本来メインのストーリーさえ進めればいいようなものなのに、そういうことが省かれることなく描かれていたところがこのドラマの作りの丁寧さが表れてる。それは絶対。

しかしほんとにいいドラマだった。

今まで知らずに見ちゃったけど、このプロデューサーのドラマ、好きで見てたものが多かった。


妙に納得。
これからはこのプロデューサーのドラマちゃんと最初からチェックしよ。

ってのんびりこれ書いてたらヤマトが来た。
遅れたことをめっちゃ謝られたけど「全然大丈夫です、ありがとうございます」と言えた。
忙しいのは承知してます。

よし、お化粧して出かけよ。

もう夕方だけど、今日もどうぞよい一日を。