昨日一昨日で30センチくらい積もった雪がもうほとんど残ってない。
雪かきの手間が省けてよかった。

今期いちばん好きなドラマが最終回に向かっていて、9話でついに大きく流れが変わった。
話数の序盤、どう見ても主人公にとって負の存在だったはずのひとが、終盤に向かって実は理解し合える存在だったと気づく場面の描き方がすごかった。
人間は見えている・見せている面だけがそのひとの素とは限らない。
そこに至るまで、どんな経験をして何を考えてどう行動するか、選択して積み重ねてきた結果がそこにあるだけで、根っこにあるものはまったく違う性質だったりもする。
中には染まりきってしまって根っこなんて元々なかったみたいな状態になるひともいるけど。
このドラマに出てくるMさんは、歪んだ組織の中で本来のじぶんでいることを捨てた側のひとだった。
真実のみを希望に、善に向かって行動する主人公たちの行く手を阻もうとする、組織の歪み側の人間の代表格とまで言えた。
だけどそこから主人公たちと関わるなかで、徐々に言動が変化して、最終的にはぶちギレて疲れはてた主人公の目を覚まさせる役割にまでなった。

世の中にはクソ野郎が多すぎて、言動を見ていてたまに赤の他人だとわかっていても腸が煮えくり返るほど腹が立つこともあるけど、そういうひとにも、そこに至る経緯というものは確かにあるんだよな、などと考えたりした。

このドラマの好きなところは、完全なる善人がいないところだ。
みんなどこかに悪を持っていて、それを隠したり、ときには振りかざしたりしながら苦悩する。
それってすごくリアルだし、勧善懲悪もののわかりやすい楽しさとはかけ離れているけど、わたしと同じように、この登場人物たちに共感しながら、歪みを諦観したり、淡い希望を持って善に向かうことを期待したりして見守ってるひとたちが多いんじゃないかと思ってる。

それにしてもこんなに描きにくいテーマを、よくここまで掘り下げたもんだ。
そこに何より感心する。

終わっちゃうのが残念なドラマはひさしぶり。



昨日のうちに仕事を終わらせていたので今日はここまでだいぶのんびり過ごした。
昨日の段階では終わらせたとはいえ不安が残って、珍しくもう一度最初から読み直したりなどもしたけど、そのおかげで改めて気づける箇所もそこそこあって、やってよかった。
不安なまま納品するとしばらく引きずってしまうのが常な中、今日はわりと納得できているので大丈夫。
できることはした。

次の案件は昨日発送してくれたらしいけど、郵○局なのでこれから来るかどうか謎。
昨日の時点では配達予定が21日になっていて、今日見たら20日に変わってる。
これから買い物に行きたいんだけど、いつ来るか、はたまたやはり今日は来ないのか。見えない。


わたしは凹んでも腐っても、ずっとクソ野郎にはクソと言っていく。
今までどんな経験をしても何を考えてもそれが変わったことなんてないので、改めて表明しなくてもなんの心配もなく言い続けるんだろうけど。

「丸くなったね」とか誰かに言われる日は、いつか来るんだろうか(体形以外で)。