晴れ。
蜘蛛氏、獲物かかってるのかな。
なんかここ数日見た目が全然変わってないのだけど、わたしの見てないときに何か食べられてるのだろうか。
佇まいだけは威風堂々としているが。

昨日、最後の案件を無事に納品して今日は夕方まで自由。
夕方って言ってももう、すぐだけど。
昨日の納品帰り、書店に寄って文芸書や文庫の新刊を眺め、じぶんがおもに担当しているレーベルの棚をチェックした。
あれもある、これもある、映画化したあれはないな、などと思いつつ、ふと1巻からずっと担当している作品が目に留まった。
3巻まで揃ってるのはちゃんと補充してくれたからなのか単に売れずに残っているのか気にはなったけど、まぁわりと中身が複雑で軽く読めるタイプのものじゃないしな、などと考えていた。
その後さらっと買い物をしてしばらく運転していると着信音。担当K氏からだ。
車を脇に寄せて出ると、新規の案件の依頼。
今月K氏の案件6本目。
「先日は重ね重ねのご依頼になりすみませんでした、相当タイトでしたよね」といの一番に言われる。
たしかに前半はタイトでしたけど、後半の3本はわりと余裕を持ってしっかりスケジュールが組めたのでまったく問題ありませんでした、と返す。
「で、次なんですけどまたしても」
と続いて発せられたタイトルは、ついさっき書店でぼんやり考えていた、3巻並んだあの作品のものだった。
偶然とはいえちょっと驚いた。
「さっき背表紙見ながらその作品のこと考えてたんですよね」なんてことは言わなかったけど、なんとなくおもしろいなぁと思いながら打ち合わせを続けた。
電話を終えて安堵のため息。
大丈夫、今回も努めて明るく振る舞えた。
きっと何も変には思われてないはず。
動揺を振り払うように、流してる曲の音量を上げた。
叫ぶように歌うこのひとの声で、じぶんのもやもやや不安もねじ切ってもらえるような気がする。

帰宅して軽くごはんを食べ、髪の毛を染めた。
おお、けっこうしっかり明るくなったぞ、よしよし。
セルフカラーしたあと美容室行くと美容師さんに嫌な顔をされるのだけど、そんなもんは知らん。わたしの髪だ。
今月中に髪の毛切りに行きたいとは思ってるけど、染めたら1週間は行けない。
となるとスケジュール的に今月は無理か。
まぁ来月頭でもいいや。

あと数時間で仕事が来るけど、今日は休みにして衣替えしようかなぁ。
もうちょっと早く始めてもよかったのだけど、ごはん食べたり筋トレしたりしながら溜まったドラマを何本か見ていたらこんな時間になってしまった。
まぁいいや。
部屋も片付けたいし、今からがんばろ。

今日もどうぞよい一日を。