検査の結果を聞きに行って、予想以上に希望を打ち砕かれた。
先生には「今日明日で急激に状況が変わることもありえなくはない」と脅された。
打ちのめされて帰宅すると、思いのほか本猫が元気で、おやつも食べたいし遊びたいしで要求がすごい。
ここ数日でどうこうなるようにはとても見えない。
とはいえ気は抜けないのでしっかり様子を見て次の検査まで食事療法をしたい。
第一段階の検査結果を受けてあまりに気落ちしていたわたしに、母が「のめり込みすぎるな」と忠告してくれた。
「猫はたしかに家族の一員だし、どんな治療が必要でも人間にできることはしなければならないけど、滅入りすぎてはいけない。目の前のやらなきゃいけないことを粛々とやるしかない」
と冷静に言われて目が覚めた。
「あんたは思ったより弱いね」
とも言われた。
その通りです。
わたしは弱い。
すぐくじける。
母親の強さには永遠に勝てないと思う。
ほんとに、きちんと受け止めてただ目の前に現れる問題にひとつひとつ対処するしかないんだよな。
好きなアーティストが配信で読書会を開催していたので参加した。
質問があれば、とのことで読みながら浮かんだそれをいくつか投げかけたら見事に拾ってもらえた。
あんな短時間のうちにふたつも答えてもらえて光栄だった。
「表なんか作るわけないじゃないですかぁ、感覚ですよ感覚」
って答えられた瞬間、あぁ、やっぱり感覚の作家ってそうなのか、と妙に納得した。
最初に投げた質問にひっかかってくれたのは著者本人ではなかったけど、「これ確かにと思って気になったんだけど」と拾ってくれたのはうれしかった。
じぶんの職業的観点ではかなり引っかかる表現だったのだけど、著者いわく「そこは最後まで検討した表現だった」と答えてもらえて、ああ、やっぱりそうだよね、どう考えても意図的にこう表現したとしか思えないもんな、と腑に落ちた。
それにしてもこういう感覚、すごくひさしぶりだったな。
過去にも勇気を振り絞って似たようなことをした経験があって、そういうとき、たいしたことを書いてるわけじゃないのになぜかかなり高確率で取り上げてもらえた。
たいしたこと書いてないから向こうも読みやすいのかもしれない。
いわゆる素朴な疑問てやつだ。
かくしてわたしの素朴なふたつの疑問は、書いた本人に答えてもらうというかたちで見事に解消された。
よい経験をした。
今朝もたいして眠れず。
お腹はからっぽだけど、何かを食べたいという気持ちにならない。
それこそ大昔の、失恋したときと状態が似てる。
あのときはなかなか体重落ちた気がするなぁ。
連休2日目。
今日はこれから配信ライブを見て、納品のためにちょっとだけ出掛けてあとはひたすらのんびり過ごす。
めちゃくちゃ楽しみにしてる本を注文してるんだけど、早く届かないかな。