ある日の横浜 3 | BROZER STAFF YASU

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~発掘日記~

心臓のドキドキが止まらない

なんて日だ

せっかくいいライブが出来たのに

すんなりいい気分で、今日を終わりたかった

そんな事よりも男の状態だ

男は無事だろうか・・・・

男の元に駆け寄るべく車を降りようとした瞬間

視界の隅に不審な影が・・・・女が舞い戻って来た

まだ、やりたりなかったのだろうか

もう男を許してやってほしい

男の元に近寄る・・・・

・・・・

・・・

何か話しているようだ

罵声ではない穏やかだ

良かった・・・安心した・・・・

やはり男の事が、心配だったんだ

これで男も無事だ

二人仲良く帰るのだろう

色々あったが、これで安心して寝れる

しかし、次の瞬間その声はまた罵声に変わった

恐る恐る見てみると

そこには、女の容赦ない殴る蹴る罵声を浴びせる光景が・・・・

男は、今度は抵抗すら出来ない

怖くなり後部座席に逃げ込み身を隠した・・・・

早く終ってくれ・・・・早く・・・・

・・・・

・・

気がつくとあたりが、明るくなっている

どうやら寝てしまったらしい

慌てて外に出てみるが

そこには、もう男の姿は無かった・・・・

男はどうなったのだろうか・・・・