シリンダーのモデル化の実現により3Dプリンタに勝利してしまいましたw。自分の

工作力、発想力に酔いしれながら機体の顔とも言えるノーズ部分の製作に進みます。

 

 

エンジンがしっかり立体化できたので裏側の下駄を除去しちゃいました。軸線に合わ

せて8枚接着したのですが、隔壁にはシリンダーの隙間に穴を開けて立体感を出すこと

に。板が弱いので裏側に支柱がくるよう、40度分割で9枚に貼り直しです。

 

 

ちょっと作業が細かいです。鍾馗ではベニア板でダミーエンジンは着脱式でしたが

今度は開口部が大きいのでどこから分断させるのかまだ決まっていません。まずは

ディメンションだけ調整していきます。

 

大事なエンジンナセルの前の面が形になってきました。鐘馗はここで失敗してます。

今回は仮決めしながら少しずつ様子を見ていきます。

 

 

いよいよ正面まで接着してみました🎵エンジンの位置の深さはこんなもんでしょう

か?当初の計算より5mmほど奥に移動させてみたところ写真のイメージと合ってき

た感じがします。寸法的な資料がない場合はデフォルメしてでも雰囲気を出していく

のがプロの手法だと思っていますw。

 

 

側面から見たら全く何の変哲もないノーズ形状に見えますね。でも防火壁の卵型から

一旦丸型、そして先端部では逆卵型…と結構微妙な断面の変化をスイープで繋げてい

くことになり、この微妙さがちゃんと表現できるか?がフルスクラッチ屋の腕の見せ

所になります。

 

あとは蓋をする前にダミーエンジンの着脱方法を決めていきます。師匠なんかは全く

気にせずガンガン接着してハメ殺しです。後でモーター外す時なんかは一旦壊して

また修理してとか平気なのでサクサク進んでいきますが、そういう感覚はちょっと

自分には合わないのでチマチマ進めますw。

 

 

花金の夜は作業が捗りました。続きます。