進めます。以前までは上半分の基準面をしっかり出してから下半分、からの外皮貼り
だったので何も考えずに作業しても最後尾翼を差し込むところで調整して芯が出せた
のですが、いきなり胴体中央からの立体形状なので中心線を測定しながら作業を進め
なければなりません。
先ずはいちばん安定する立て姿勢で水平尾翼の位置出しをしていきます。テールの
すぼみこむ位置まで決めていけば纏まってくれるはずです。
ラダーは胴体より上半分だけの存在なのでリンクを水平尾翼の下に隠すことが出来
ません。さらに尾輪のリンケージもラダーから繋げてくることが出来ないので、これ
またどうしたモノでしょう。直接コの字のピアノ線が簡単ですが、地上での走行性能
は悪そうです。場所はいっぱいあるんですがねえ。
テール部分を貼って行きましょうかね。側面を長て方向に細長くして重ねていくこと
に。少しずつ支えになるよう基準部分から貼ります。ベニアの隔壁は3mmと薄いので
糊代になる座をフォームで貼ってから側面を貼ります。胴体側と綺麗に繋がりました。
左右の捻れを起こさないよう水平尾翼からの高さを治具で支えてからもう一方の側板
を貼りました。ドキドキする瞬間ですが、胴体も机の仮に固定していたので作業しや
すくなったのが功をそうしました。
けだし水平尾翼は胴体の水平とは僅かに傾いてしまいました。左右の捻れが今回の
側板で決まって来たので、今度はまた立て姿勢で上下の短冊状の板を貼ってピッチ
方向の位置だしをしていく計画です。
尾翼の固定はまだ仮固定です外皮次の一手で本接着でしょうか。しかし上下のテール
のピースが何故か15mmほどズレてしまっていますw。おかしいぁ…。昨夜はここで
一旦頭を冷やすために夜勤は終了させました。
朝観るとまあよく出来てるじゃあないですか🎵。集中して考えて作業したお陰で精度
を確保することが出来ましたが、あんまり思い詰めて気持ちが滅入ってくるのである
程度区切りをつけることは大事ですね。問題だー!と思っても時間が経つと意外と
大丈夫だったりするんです。
あと、そろそろ尾翼のサーボ位置を決めて台座を接着しておきたい所です。外皮で蓋
をしてしまう前にサーボハーネスの経路も穴開けしましょう。尾輪操舵は専用サーボ
にしちゃいましょうかね、単純に。
ようやく課題が克服できそうで、実機の特徴ある形になっていくまで力仕事です。
愉しい工程が続きます。