試行錯誤というより、すっかり失敗続きのキャノピー製作です。景雲の頃は小さく

簡単な涙滴形状だったので難しさを覚えず、ここまできて苦労しています。

 

色んな要因があったようですが今回はバルサ型を作ることで進展したようです。

ペットボトル工法も併せて何とか手法を編み出しました。

 

 

まずはバルサ型の影響をみるためいきなりトライしてみました。ペットボトルに

型を入れて全体を少しずつヒートガンで熱していくと表面が縮んできます。

 

キャノピー前面部分はどうしても絞り込みたいので型が入っていない部分を先に収縮

させてみましたが周辺の冷えた部分が突っ張ってしまいシワがよってしまいました。

 

また失敗ですw。ですが、かなり良い感じになりそうです。ボトルの収縮がなるべく

均一になるよう台座を設けてみました。

 

 

こんな感じでボトルの軸からの距離の差を台座で緩和してやります。これをまた

ヒートガンで炙っていくと…予定通り引っ張りが均一になって皺にならず仕上がり

ました🎵。

 

 

やーっとできた嬉しさでヒート後の写真を撮り忘れてしまいました。型を取り出し

欲しい部分の形状をトリミングして胴体に乗せるまで一気に進めちゃったんです。

 

どうでしょう?少し表面にしわが残りますが型がしっかりしているおかげで、後ろの

フォーム型の時の成形仕上がりより面がスッキリした感じです。面倒ですが後の部分

も木型を作ることにしました。実際の形状は傾斜がもう少し強いみたいなのでついで

に修正しましょう。

 

 

この合間には何気に主翼のラッピングを済ませスプレー塗装まで済んでいます。

こんな感じで生地完成直前です🎶。

 

さてここまでの道のりを今一度過去記事を見てみると…また4ヶ月も経ってしまって

います。愚図ですねえ素人です。途中仕事で中断した期間もあったので正味3ヶ月で

すが、製作の手軽さが要のフォームホード工法です。ここまでかかったのはやはり

悩みや試行錯誤がまだまだ多かったからと言えます。

 

まあでも収穫も多かったと思います。

 

 

いよいよ仕上げにメカ積みとリンケージに進みます。