構造剛性のコツを掴んだ所で次の機体が気になり始めてきました。これまでは一貫

して発泡機で売ってない機種であること、であります。景雲のように試作機で終わっ

てしまった不運な機体が目の前で飛翔してくれたのには感激しました。

 

他にも珍しい機体をいろいろ探してみたりするのも楽しいですね。電動でかつ

フォームボード工法であればかなりの無理めな機種でもフライトが叶う可能性に

溢れています。

 

 

今回は工作できない時間を利用して構想に費やしています。工作に没頭している時期

では取れない時間ですからね。そこで前から気になっていたコレ、モデル化を検討

してみました。

 

中空胴体の中をダクトとして利用する構造ですか。胴体がプロペラ径より太いので

11×6ペラで飛ばしたとして胴体は大体30cmくらいになりそうですw。こいつが果敢

にテイクオフランディングする様は、考えるだけで胸が熱くなる病気に冒されていま

す。挑戦してみる価値に溢れた姿ですし、カラーリングも含めてインテリア映えも

期待できますね。

 

 

胴体内部は主翼が貫通してませんね、支柱だけです。エンジンベースは適当に固定

できそうですがバッテリーはどうしましょう。腕を突っ込んで入れるにはちょっと

苦しい狭さです。

 

何とかなるかもですが、もしかしてエンジン機の方が扱いが良さそうです。フォーム

ボード工法でグローエンジンですか?経験ないですがグラシン貼りであれば耐油性を

持たせることができるので選択肢に入れておくことにします。

 

 

わくわくしてきました。やはり三面図が見つかりました、感謝ですw。スケールを

胴体の太さから合わせるとウイングスパンは1700mmですか。ドルニエの経験から

普通ですね今や。意外と大きめの主翼なので安定感にも心配なさそうです。

 

固定脚は問題なく固定できそうですしコックピット周りのぷりっとした不恰好な流線

型がフォームをざくざく削ればばっちり再現できそうです🎵。

 

さてこの胴体はどうしたもんでしょう?モノコックこそはフォームボード工法の得意

中の得意です。この胴体内側はよく見ると中心部で内径が絞られてるんですね。流速

を上げて推力を上げる効果を狙っているのでしょうか。

 

そんな形状も三角錐の弦を計算して切り出し、曲げてくっつけてそれを重ねて…簡単

そうですよ🎵。もう少しで構造が整いそうです。それでは肝心の接合部はどうなるか

3Dcadで検討してみました。

 

 

こんな感じでしすかね。心棒は20mmカーボンパイプと8mmロッドが剛性の要として

あとは胴体リブと主翼ベースリブで接合すればアライメントが取れそうです。

 

胴体の内側と外側の貼り合わせは図のようなリブも不要でしょうが中心軸を合わせる

のには役にたつかも知れません。主翼ベースリブとランディングギアのベースは

ベニアがマストでしょうが胴体リブは二枚重ねの10mmフォームでも充分そうです。

 

いゃ〜行けちゃいそうですね。過去の経験から重量は2kgくらいでしょうか?今回は

電動リトラクトとかが要らないのでそれくらいでしょう。

 

 

良いですね、55SXが余っているので初のフォームボード工法によるエンジン機という

ギミックを入れ込んでも面白いかも知れません。ダクト効果はいったいどんな飛び味

なんでしょうか?

 

 

さて妄想は行動に移るでしょうか?わたしの気まぐれの行方は如何にwww?