着陸時の物々しいフラップを繰り出す姿を再現したくて悩みます。そもそも
8発のダクテッドファンの音とゆらゆら墜落しそうな細長い機体を飛ばしたい
のが今回の犯行の動機ですが、着陸はどんな機体でも1番感激する場面です。
なのでファウラーフラップは重要なポイントです。
まずは簡単なヒンジでのフラップを試作してみました。フラップ自体の面積が大きいので前方から着陸する姿としてはこれでも🆗そうです。
実物はこんな感じですね。ピポットなんて見当たらずどうやってこれで動かして
るんでしょう。ちょっと違いが大きいのでもうちょっとアイデアが欲しいところ
ネットで調べてみました。
1番近いのはやはりこのようにレールで突き出てきて、舵角をリンケージで付けて
いるようです。他にも2つのサーボで飛び出しと舵角をシンクロさせてる作品も
ありましたが、これは実機のようにトルクロッド方式で起動させている祐逸な
作品です。
しかしRCでFlapと検索すると色々出てきます。やはり皆さんこだわりの部分の
ようで、ここまでハマっている人が多いとは知りませんでした。危ないジャンル
です。
この人のように誰にも負けない舵角を再現して悦に浸っている人も居ましたw。
引き込み脚は固定の癖にここはどうしてもやりたかったようです。
そんなこんなで調べていると…なんだかファウラーフラップのヒンジがUKで
売っていましたwww。これもガイドレール式ですね。他にも大型機でしっかり
リンクをたくさん付けて実物を再現しているツワモノまで居られました。
レバーは全部ベニアを切り出してたり。カーボンシートの方は本当に素晴らしい
工作技でしたね。
見ていたら悔しくなってきたので少し進歩させてみました。全部格納しなくても
良い事で妥協して飛び出し加減を強調することに。ピポット位置をずらしてみると…
なかなかいい感じです。出っ張りはバッチリ、テイクオフ時にもまあまあ引っ込み
ます。黒同士なら細かいディティールは分かりにくいでしょうから合格範囲です♬
メインイベントは他者さん達には負けないお馬鹿加減なので、自分のプライド様
との間で折り合いがつきそうです。
まあしかし飛行機そのものではなくフラップ工作だけでも結構楽しめるジャンル
ということを知りました。男のロマンを感じます。
今回の妥協案でもまだリンケージに課題が残っています。通常の動翼のように
ホーンで押し引きできるような場所が無いことに気がつきました。ヒンジのピポット
から舵面までのR半径が大きいので、直線運動に近くなったためです。
…訂正します。逆ですね、もうちょっと分析が必要でした。。
このお題でもうしばらく悩んで3次試作に挑みます。