看取り | Animal Life Saver

Animal Life Saver

福岡県大牟田市を中心として、どうぶつ愛護活動をおこなっている団体です

大牟田市動物管理センターへ

瀕死の猫が運び込まれました

 

 

もはや虫の息で

センターではどうすることもできません

 

センターの様子を気遣って

頻繁に連絡を入れている副代表

 

その子のことを

教えてもらいました

 

 

 

乳飲み子や通院の必要な子

やんちゃな仔犬の世話に追われる毎日

 

それでも

 

迷いは一瞬

 

副代表は自然とセンターへ向かい

その瀕死の猫を看取る覚悟をしていました

 

病院が閉まる間際

先生は快く診療してくれました

 

その診察の最中

苦しみだして

数分後に息をひきとりました・・・

 

代表はほんの少し間に合わず

 

看取りは

岡村副代表と

快く治療を引き受けてくれた獣医さん

 

 

亡骸を綺麗に拭いて

手を合わせた代表は

 

この子の

右目の眼球が無かったこと

 

頭が腫れていて

鼻から出血していたこと

ガリガリやせていたこと

 

脳腫瘍にかかり

食べることも飲むこともできなくなって

 

衰弱死したのかもしれない

と考えました

事故ではなさそう

 

 

 

額から頭頂部にかけて

頭部が異常に盛り上がっているのは

内部の問題

 

それが時間をかけて大きくなった様子

 

片目は幼いころ

ヘルペスか何かで失われたのでしょう

 

もう一方の目は

白内障の様に瞳が白濁していました

 

歯も汚れていたので

 

若くはなかったのでしょう

 

 

 

いままで

どんな苦しい寂しい

辛い想いをしてきたのか・・・

 

猫は全くの野生では生きられません

 

おそらくどこかでご飯はもらっていたはず

 

 

 

外でお腹を空かせているのは

かわいそう

 

そう思ってご飯をあげるなら

 

その子のために

 

生きていくために必要なものも

 

あげてください

 

 

 

毎日のご飯

 

必要な治療

 

やさしい手

 

 

そして最期の看取りを

 

 

 

    ふたごとはるママ

 

 

ご飯をあげたらその地域で繁殖します

1匹と思っていても

繁殖力の強い猫は

あっという間に子供を産み増えていきます

 

オスもメスも必ず不妊手術をしてください