こんにちは。

来年2025年1月17日におむすび食堂を開店予定の、

おむすび食堂 ほの です。


前回の、

店舗が決まるまでの話しから脱線して、

バスの運転手がおむすび食堂開店って、

ではほのさんは料理が出来るのか?について。


飲食の経験はアルバイトで居酒屋や食堂で働いたくらいのものです。

しかも飲食店をしたいとか全く思っていなかったころのこと。


島に住んでいた時に住み込みで働かせてもらっていた居酒屋さんでは、

奥さんが二日酔いでちょいちょい店に出てこないことがあり、

アルバイトのわたしが見様見真似で料理を作って出す、ということをしていました。

内地のわたしが島人に宮古そばを作って出すと言う…。

なんてことだ…と思っていたけれど今となってはいい経験です…。


その後2011年に起こった東日本大地震、

居ても立っても居られず、

その夏からわたしはたまたま空いていた古いユースホステルを借りて、

震災、特に放射能から子どもを守りたい親たちに向けて保養施設をはじめました。

やることは昔から大胆です…。

その夏、お母さんと子ども達で10部屋が満室になりました。

部屋数は多くてもキッチンはひとつなので、

みんなの夜ごはんは毎日わたしが作ることになり、

それから4年、

春、夏、冬休みは毎日30人前くらいの夜ごはんを作りました。

大鍋で作るとん汁の圧倒的おいしさに気づいたのはその経験があるからです。


そんなこんなで、

飲食の経験は あるような、ないような。が正解です。


ただ料理が好きで、

食べるのが好きで、

作るのも大好きで、

前にも書いたように海外に行くと現地の料理教室に参加して、帰ってからは友人達の家に押しかけケータリングごはん会。

いろんな場所でいろんな料理を作ってきました。

毎日朝から晩まで食べ物のことを考えて暮らしています。


借りてきたものから、

買い揃えたものまで家の中はレシピ本だらけ。


おむすび食堂 ほの ではおむすびととん汁の他にも日替わりで何種類かの小鉢とお持ち帰りのお惣菜も提供する予定です。

友達にごはんを振舞って美味しいと言ってもらえると言うことと、

お客様にお金を払って食べていただくこととは訳が違う。


なんとか料理の腕がメキメキあがる術はないだろうか。

そこで参考になったのがこの2冊の本。


どちらの料理家さんも、

とにかくレシピ通り、

同じメニューをなんども作ると上達すると書いてあります。

山脇りこさん自身も、

ある料理本を最初から最後まで作り切った時、格段に料理の腕が上がったと感じたそうです。


これを読んで、

よし!ちょうど新年度!

4月からレシピチャレンジをはじめよう!

と思いついたわけですニコニコ

とにかく1日1レシピ、

きっかりレシピ通りに。


繰り返し何回も作る、

の前に、

いろんな作家さんのいろんなレシピをどんどん試してみる。

その中でこれ!と思ったレシピを繰り返し何度も使ってみる。

そしてそこから自分なりにアレンジを加えてみる。

開店まで後9ヶ月あるので随分とレシピが増えそうです。


記念すべき1品目はこちら!


きっかけになった山脇りこさんの

明日から、料理上手より

定番ポテトサラダ


ほんとは華やかに春野菜と鯵の南蛮漬けをと思っていたのですが、

芽キャベツがどこにも見つからず…

材料は前日までに揃えておいたほうがよさそうです。早速学習。


このポテトサラダのポイントは、

『レモンがなければ作らない!』と書かれてあるほどレモンがいいアクセントになっています。




味付けや使う材料はもちろん、

じゃがいもの茹で方、

具材の切りかた、

ポテトサラダだけでも10人いれば10個のレシピがある。

どんどん試して、

いろんなポイントやコツをいいとこ取りしていきたいです。