前回の続きです。





















どのくらいの時間がたったかわからないけど、麻酔から目が覚めてそこに見えた人に
「あかちゃんは?」
と、かすれる声で聞いている自分がいました。
「大丈夫。無事ですよ」
「よかった…」
ハナコ誕生から、わずか12分後にタロウは産まれていました。
夫はこの日、朝から病院に来ていましたが、夫へ病院から連絡がいったのは、ハナコが産まれる前だったようです。
無事にハナコが産まれたのに、そこからのドタバタ劇に気が気じゃなかったようです。
一体何が起きていたのかというと…。
ハナコとタロウは、胎盤も膜も2つある、いわゆるDD双胎と呼ばれる双子でした。
双子の中では、一番リスクが低いと言われています。
ですが、成長の途中で胎盤同士がくっついていたらしく…。
ハナコが産まれたあと、ハナコの胎盤がはがれるときに、タロウの胎盤も一緒にはがれてしまったようです。
そして、タロウの心拍が下がっていったようなのです。
大人がずーっと全力疾走してるぐらいのしんどさが、タロウにもずっとあったそうです。
小さな体で、本当によく頑張ってくれたと思います。
私に全身麻酔がかかったため、タロウも産まれたとき意識がなかったみたいですが、小児科の医師のおかげで無事に蘇生。
念のためNICUに入ったものの、何ひとつ管につながれることなく元気いっぱいだったそうです。
なんという生命力…。
病室に帰ってきた私が一番、いろんなものに繋がれていたという
夫は、ハナコはもちろん、NICUのタロウも抱っこさせてもらっていましたからね。
私はどちらの顔も見ていなかったというのに…。
ハナコでさえ、顔を見ることなくオペ室に連れて行かれたのですから。
ハナコは病室に帰ってから会わせてもらえましたが、タロウはNICUにいるため会えずでした…
私は出血がひどく、水分さえ当日は取ることを許されず。
夜に再び分娩室へ連れて行かれて処置。
翌朝の処置後、尿の管もはずされ歩けるように。
そして、ようやく水分と食事も取れるように。
おもゆから始まるのかと思いきや、いきなりの全がゆと普通のおかず。
そして、午後にはなんとタロウがNICUから退院。
ようやくタロウにも会うことができました
妊娠したときも、産まれたときも奇跡のこどもたちだった2人。
私たちの不妊治療も、2人が無事に産まれたことにより終了。
超高齢で双子ということで、不安だらけでしたが、本当に頑張ってきてよかった。
妊娠中、特に大きなトラブルもなく、産まれたときの大きさも、双子ちゃんにしては大きめでした。
2人の産声が入ったアルバムを病院からもらったのですが、何回聞いてもほんと泣けます。
このとおり出産で色々ありましたが、先生の素早い判断と、皆さんの迅速な対応のおかげで、今の私たちがあります。
本当に感謝でいっぱいです。
今回をもってこのブログも終了します。
あかちゃんって、小さいけどすごくいろんなパワーだったり、可能性だったり、幸せにする力を持っていて、本当にすごい存在です。
そんな天使が2人も我が家にやってきて、私たちは幸せ者です。
短い間でしたが、こんな拙いブログをお読みいただき、本当にありがとうございました

