SUKAミュー公演の舞台を訪ねて観劇してきました。
今日(2026年8月15日)はSUKAミュー(横須賀市民ミュージカル)2026公演「Let's Sing! Swing! ~EMクラブ 時代を駆け抜けた人たち~」を観劇してきました。
今までに何度かこのテキストでSUKAミューについて取り上げてきました。
SUKAミュー(横須賀市民ミュージカル)
SUKAミューのその後と自分がSUKAミューに参加したきっかけ
SUKAミュー公演のチケット販売
EMクラブとは?(SUKAミューをより楽しむために)
今回のSUKAミュー公演の舞台は戦後間もない米軍に占領されたEMクラブで、出入りしている大人たちや子供たちがEMクラブの舞台に立つまでの物語でビッグバンドのジャズ音楽の演奏もあります。
公演終了後には、自分が関わっていた当時からの関係者(演出家、ダンス振付 スタッフ)の皆さんと挨拶をしてきました。
ということで以前EMクラブがあった跡地の現在の様子は「よこすか芸術劇場」とメルキュールホテルが入った「ベイスクエアよこすか」になっています。

米海軍基地は現在でもこの近くにあり、横須賀の名所と言えばと言うと真っ先に上がる「ドブ板通り」もこの近くにあり、通りの地面には、EMクラブやジャズや横須賀にゆかりのあるアーティストの手形が埋められています。



日本語② 漢字・漢和辞典の話
前回日本語①で「舟を編む」を取り上げその際に「国語辞典」について取り上げましたが、そこで思ったことは小中学生の時に、「国語辞典」とセットで「漢和辞典(漢字辞典)」を使っていたと思います。
最近は日常生活や学校などでもスマホやタブレット、PCなどで「言葉の意味」や「漢字の意味や筆順」などを調べたりすることが出来ますが、紙の辞書の引き方を知っておいても損はないのでそれも紹介していこうと思います。
ということで今回は「漢和辞典(漢字辞典)」についてお話ししたいと思います。
1、漢和辞典(漢字辞典)の起源
漢和辞典(漢字辞典)の起源は中国で121年(後漢の時代)に中国の儒学者 許慎(きょしん)が編纂した「説文解字(せつぶんかいじ)」が起源とされていて9353字が収録されていたようです。
日本の漢和辞典(漢字辞典)の起源は諸説ありますが、A.D9世紀に空海(弘法大師)が編纂した「新撰字鏡(しんせんじきょう)」が日本で初めての漢和辞典(漢字辞典)と言われています。
2、「漢和辞典」と「漢字辞典」の違い
「漢和辞典」は漢文の読解のための専門辞典でページ後半の付録のページに中国と日本の歴史年表や地図などがあります。それに対し「漢字辞典」は現代日本語の漢字辞典ということで「読み・書き・筆順」などが詳しく書かれていると言った枠組みがあるようですが、実際は「漢和辞典」が「漢字辞典」の役割を担っていて明確な分け方はしてないようです。
3、代表的な漢和辞典・漢字辞典
3-1:漢和辞典
・大漢和辞典(大修館書店)
日本最大の漢和辞典で漢字学者の諸橋轍次(もろはしてつじ)が1955~1960年にかけて全13巻を刊行しました。(現在は全15巻)
・新漢語林(大修館書店)
漢字の成り立ちの説明が簡潔で正確
学習辞典の定番で高校〜大学生向け
・漢字海(大修館書店)
専門性が高く、古典語、漢文に強い
漢文・古典を深く読む人、研究寄りの学習者向け
・漢字源(学研)
現代語に強く語義が明快で例文が多い
初学者〜一般社会人向け
・新字源(KADOKAWA=角川書店)
漢文学習〜一般教養まで幅広く対応
高校・大学で漢文を学ぶ学生向け
3-2:漢字辞典
・漢検漢字辞典(日本漢字検定協会)
文字通り漢字検定用の漢字辞典
その他各出版社から小学生用漢字辞典や漢字典などが出版されています。
4、漢和・漢字辞典の引き方
漢字・漢和辞典の引き方には辞書にもよりますが、一般的に「読み」「部首」「画数」のどれかが解っていればいくつかの方法があります。
①「読み」が解っていれば「音訓索引」より調べられます。
②「部首(へん・つくり・かんむりなど)」が解っていれば「部首索引」より調べられます。
③「画数」が解っていれば「総画索引」より調べられます。
5、まとめ
上記にも書いたように現在はスマホ、タブレット、パソコンで漢字の読みや意味、筆順などを調べることが出来ますが、いざ充電が無かったり、手元に無かった場合に紙の辞書を使い方を知っていればよいと思います。
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連合生徒会のリーダースキャンプ
夏休みというと旅行、課外活動、部活動の試合、合宿などいろいろなことを行える機会で、自分自身も以前に「中学1年生の大冒険」の話をしました。
今回はもう45年ぐらい前ですが、中学2,3年の時の夏休みに参加した「リーダースキャンプ」について書こうと思います。
プロフィールにも書いていますが、私は中学2年のときに生徒会の副会長を3年の時は事務局の広報担当をやっていて、体育祭や文化祭などの学校行事の運営を行ってきました。
自分がいた神奈川県横須賀市では市立の中学校各校が集まった「連合生徒会」を組織していて、毎年「リーダース講習会」や「リーダースキャンプ」という行事を通じて、各校の取り組みや情報交換などの研修を行っています。
夏休みに行われる「リーダースキャンプ」は2泊3日の日程で、各校の代表者(生徒会役員)数人が行事運営、風紀、学校生活、レクリエーションなどのいくつかの分科会に分かれ、討論や意見交換、また「キャンプ」ということでキャンプファイヤーを囲みながらの「スタンツ(寸劇やゲームなど)」を行いながら親交をを深め、最終日に各分科会での結果発表を行う。という行事でした。
自分達の年代は中学2年(副会長)のときは横須賀市内の「すずかけの園」という学校の跡地を合宿所にしたところで行われ、当時は8つの分科会の中からそれぞれ2人「広報担当」が選ばれるということで自分は立候補して広報担当になりました。
広報担当の役割は、分科会などの様子やキャンプの進行状況、注意事項などを取材して広報誌を作り、参加者に配布することを行っていました。
広報誌は2~3時間のペースでタイミングで発行されていて、そのときに夏の高校野球大会の途中経過や結果を(当時はネットが無かったので)朝日新聞の支局に問い合わせをしていたら、「広報担当の様子を取材したい」ということになり、我々は朝日新聞の取材を受け、翌日に朝日新聞の地域版に掲載され、当然自分たちの広報誌にもその時の様子を掲載しました。
翌年の中学3年(広報担当)のときには会場が「県立三浦ふれあいの村(現「三浦YMCAグローバルエコビレッジ」)」でこの時は「広報担当」は分科会に昇格して行われていたのですが、2泊目の朝に当日台風が接近したため、中止になってしました。
あなたもそれぞれの楽しみ方で充実した夏休みをお過ごしください。
EMクラブとは?(SUKAミューをより楽しむために)
今回のSUKAミュー公演の舞台は「EMクラブ」というところになります。
では「EMクラブ」とはどんなところなのでしょうか?
EMクラブは1902(明治35)年横須賀市内にあった旧日本軍の海軍下士官兵集会所と建てられたのが始めで、1938(昭和13)年に新しく建て替えられた建物は、中央にタワーが建っていて左側は宿舎、浴室、食堂、売店 右側には1階に相撲場、柔剣道場、2階と3階には劇場があったそうです。
1945(昭和20)年に太平洋戦争の終結によって、アメリカ軍に接収されて、米軍施設になりました。
接収後、右側が取り壊され中央のタワーと左側が使われ、1500人収容できるホールがあり、ルイ・アームストロングや若き日のフランク・シナトラが慰問に訪れたり、日本のアーティストでは、ジョージ川口、原信夫、松本英彦、安田伸(ザ・クレイジーキャッツ)、江利チエミなどが演奏したり歌ったりしていました。
1983(昭和58)年にアメリカから日本に返還され、1990(平成2)年に解体されました。
現在跡地にはEMクラブの建物を模した「よこすか芸術劇場」を含む「ベイスクエアよこすか」が建っています。
因みに近くのドブ板通りには、当時EMクラブなどでで活躍されていたアーティストの手形が埋まっている場所があります。
写真出典:海軍下士官兵集会所(EMクラブ)そらいろネット ベイスクエアよこすか(産業交流プラザ)(横須賀・逗子)の施設情報|ゼンリンいつもNAVI
書店巡り⑤(ジュンク堂書店池袋本店)
今回の書店巡りは、「ジュンク堂書店池袋本店」を紹介します。
「ジュンク堂書店池袋本店」は、JR、東武、西武、東京メトロ丸の内線、有楽町線、副都心線などの停車駅で、最近では「家電の街」になりつつある池袋駅東口を出て南側に歩いて徒歩10分ぐらいのところにあります。
「ジュンク堂書店」は1976年兵庫県神戸市の三宮センター街で開業し、西日本で店舗を拡大し、東日本には1997年今回訪ねた池袋店(のちの池袋本店)同じ年に仙台店を開店して、その後日本全国、台湾にも店舗を拡大し、今年(2026年)に創業50周年を迎えました。
なお、現在の運営会社は「丸善丸の内本店」の時に紹介したように丸善書店と合併した丸善ジュンク堂書店となっています。
池袋本店は地下1F 地上9Fからなり、各階それぞれの分野に分かれていて、4FにMJ BOOK CAFEがあります。
営業時間は10:00~22:00で年中無休でMJ BOOK CAFEは10:00~19:45(Loは19:15)となっています。
支払方法は現金、キャッシュレス、クレジットカードの他、電子書籍hontoの会員の人はhontoポイントで支払うことが出来、各階で欲しい本などを選び1Fでまとめて形になっています。
お店の雰囲気は、エスカレーターが店舗手前の窓際に設置されていて、上層階に行くと見晴らしが良く、本の在庫が豊富で本棚は店頭の奥のほうに広がり、分野ごとに分かれて設置されていて探しやすいと思います。
しかしながら検索機が各階の奥にあるので分かりづらくなっているのと、文具の品揃えが少ないのと、これは今まで紹介した各書店共通に言えることなのですが、雑貨(お店によっては食品)などを販売しているところが多いと感じました。
ジュンク堂書店50周年 – 丸善ジュンク堂書店ネットストア
honto店舗情報 - 池袋本店:ジュンク堂 - 店舗詳細
honto店舗情報 - 三宮店:ジュンク堂 - 店舗詳細
SUKAミュー公演のチケット販売開始
横須賀市民ミュージカル(SUKAミュー)2026公演
「Let's Sing! Swing! EMクラブ~時代を駆け抜けた人たちの物語~」のチケットの販売が開始されました。
会場は横須賀市文化会館(Map)
公演日時:2026年8月15日 13:00 17:30開演 8月16日 13:00開演の3公演
全席自由
一般:前売:2500円(当日:3000円)
高校生以下:前売:1000円(当日:1500円)
未就学児:無料(席を利用する場合は1000円)
チケット予約は下のQRコードからどうぞ

生活保護と施設生活の現実
自分は現在、生活保護を受け簡易保護施設に入所しています。
今回は、なぜ、このような生活を送ることになったのか?ということ、生活保護の仕組み、さらには現在生活している現実について、ざっくりですが書きたいと思います。
1:なぜこのような生活を送っているのか?
自分が直接生活保護を受けるようになったのは、母親が体調を崩し、自力で動くことが出来なくなり、自宅であったアパートの契約を切られてしまいそこから退去を余儀なくされたタイミングで生活保護を申請したのですが、実はそれ以前から家族全体で生活保護は受けていました。
それは、父親が高齢になって働けなくなったことや母親が体調を崩し入退院を繰り返したこと、またこの当時自分は派遣の仕事を転々としていたことでがきっかけで生活保護を受けることになりました。
その後、父親がまだ健在だったので母親を父親に任す形で自分は実家を離れ仕事をし、一旦は自分自身は生活保護から離脱をしたのですが、父親が急に病気で倒れてしまい、その後亡くなってしまいました。
それまで自分は実家と仕事場のある場所との行ったり来たりをしていたのですが、母親が一人暮らしになってしまうことを機に一緒に住むことにしたのですが、その際に実家として使っていたアパートの契約や市役所への手続きを「自分が一緒に住む」ということにしなかったことにより、上記の事態になってしまいました。
2:生活保護の受給手続き
生活保護は要保護者、その扶養義務者その他同居の親族の申請に基づいて開始されます。手続きは「申請による場合」と「職権による場合」の2つに分かれています。
A:「申請による場合」
A-1:「事前の相談」
生活保護制度の利用を希望する場合は居住地域を所管する実施機関(福祉事務所=市町村役場の福祉課)に相談します。
その際生活保護制度についての説明が行われ、生活福祉資金、各種社会保障、社会福祉制度等の活用について検討します。
A-2:「保護の申請」
保護の申請は原則書面(申請書の提出)で行うのですが口頭で行うことも可能です。その際に資力調査=ミーンズテスト(生活状況を把握するための実地調査=家庭訪問・預貯金保険不動産等の資産調査・扶養義務者による扶養=仕送り等の援助の可否の調査、年金等の社会保障給付、就労収入等の調査、就労の可能性の調査)が行われます。
A-3:「保護の支給」
A-2の調査による要否判定の結果、収入認定額が最低生活費を下回り、要保護と認められたときに生活保護を受給することが出来ます。
このタイミングに地域担当のケースワーカーを紹介され、以降は相談や手続きなどの問い合わせはケースワーカーが担当します。
居宅(自宅)がある場合は本人指定の金融機関に、居宅での生活が困難な場合は、医療機関(病院等)への入院、あるいは保護施設等への入所になります。
B:「職権による場合」
要保護者が急迫した状況(行き倒れ等)にあるときは、保護の申請が無しでも必要な保護を行うことができ、保護の実施期間=市町村役場の福祉課(福祉事務所)が速やかに職権をもって保護を開始しなければならないとされています。
3:生活保護制度の仕組み
生活保護制度は日本国憲法第25条(生存権及び国民生活の社会的進歩向上に努める国の義務)に規定された制度で、
「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。(第1項)とし、国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。(第2項)」とされています。
この原則にのっとり、「生活保護法」が1950(昭和25)年に制定されました。
3‐1:生活保護法の目的
「生活保護法」は2つの目的があり、
「最低生活の保障」と「自立の助長」というのがあります。
3‐1‐1:「最低生活の保障」
これは「健康で文化的な最低限度の生活」を保障することで、最低限度の需要が充足される生活を保障すること。最低生活の維持を脅かす原因を取り除いて最低生活が必ず営めるようにすることを意味しています。
3‐1‐2:「自立の助長」
これは働いて収入を得る経済的自立にとどまらず「社会生活が出来るように支援していくこと(社会的自立)」を想定しています。
仕事を見つけて収入を得て受給している生活保護を廃止するといった狭い意味ではなく、その人の可能性を引き出してより良い生活を実現していくという広い意味での「自立」を目的として想定しています。
7:外国人の生活保護
4:外国人の生活保護
4‐1:生活保護法と外国人
日本国籍でない外国人(日本国籍を持たない者、したがって無国籍の者も含む)は厚生労働省の通知により、「準用」という形で生活保護の受給が認められています。(ただし、「準用」であるがため不服申し立て(審査請求)が出来ないなど、日本人と同様の権利としては認められていません)
7‐2:生活保護の適用対象となる外国人
生活保護が準用される者は適法に日本に滞在し、活動の制限を受けない「永住者」「定住者」等の在留資格を有する外国人とされています。
また特定活動(入管法別表第1の5)の在留資格を有する者のうち活動に制限を受けない者等については厚生労働省に照会のうえ保護が認められる可能性があります。
5:生活保護の仕組み
5-1:扶助の種類と範囲
生活保護制度の扶助には下記の8種類あります。
5-1-1:生活扶助
衣食その他日常生活の需要を満たすのに必要なもの、および移送にかかる費用を給付する。
5‐1-2:教育扶助
義務教育に伴って必要な教科書その他の学用品、通学用品、学校給食その他義務教育を受けるために必要なものにかかゆ費用を給付する。
5-1-3:住宅扶助
住居(家賃、地代)および補修その他住宅の維持のために必要なものにかかる費用を給付する。
5-1-4:出産扶助
分娩の介助、分娩前および分娩後の処置、分娩に脱脂綿、ガーゼその他の衛生材料にかかる費用を給付する。
5-1-5:生業扶助
生業に必要な資金、器具または資料、生業に必要な技能の習得、就労のために必要なものにかかる費用(高等学校等就学費を含む)を給付する。
5-1-6:葬祭扶助
葬祭執行者に対して検案、死体の運搬、火葬又は埋葬、納骨その他の葬祭のために必要なものにかかる費用を給付する。
5-1-7:医療扶助
生活保護受給者は国民健康保険および後期高齢者医療制度の適用から除外されているため医療扶助が給付され、現物給付が原則ですが、それが出来ない場合は金銭給付によって行うことができる。
医療扶助の給付手続きは、医療券方式で要保護者が医療を受けたいときは福祉事務所(=市町村役場の福祉課)に申請するとその後、指定医療機関から要否の意見書が交付され、福祉事務所から要保護者に医療券が交付されて、要保護者は医療券を指定医療機関に提出することで、医療扶助による医療を受けることができます。
5-1-8:介護扶助
介護扶助は要保護者に対して介護保険の対象となるサービス(居宅介護支援計画に基づき行う居宅介護、福祉用品、住宅改修、施設介護、介護予防支援計画に基づき行う介護予防、介護予防福祉用具、介護予防住宅改修)にかかる利用料(1割負担)に相当するものを扶助するものです。
6:保護施設
生活保護法に基づく保護施設は居宅での生活が困難な要保護者が利用する施設で下記の5種類があります。
なお、保護施設では入所の他に地域で暮らす要保護者への支援も行われています。
6-1:救護施設
身体上または精神上著しい障がいがあるために日常生活を営むことが困難な要保護者を入所させて、生活扶助を行う。
6‐2:更生施設
身体上または精神上の理由により養護および生活指導を必要とする要保護者を入所させて生活扶助を行う。
6‐3:医療保護施設
医療を必要とする要保護者に対して医療の給付を行う。
6‐4:授産施設
身体上もしくは精神上の理由または世帯の事情により就業能力の限られている要保護者に対して、就労または技能の習得のために必要な機会および便宜を与えて、その自立を助長する。
6‐5:宿所提供施設
住居のない要保護者の世帯に対して、住宅扶助を行う。
施設の設置主体は都道府県、地方独立行政法人、社会福祉法人、日本赤十字社が担っています。
6:外国人の生活保護
6‐1:生活保護法と外国人
日本国籍でない外国人(日本国籍を持たない者、したがって無国籍の者も含む)は厚生労働省の通知により、「準用」という形で生活保護の受給が認められています。(ただし、「準用」であるがため不服申し立て(審査請求)が出来ないなど、日本人と同様の権利としては認められていません)
6‐2:生活保護の適用対象となる外国人
生活保護が準用される者は適法に日本に滞在し、活動の制限を受けない「永住者」「定住者」等の在留資格を有する外国人とされています。
また特定活動(入管法別表第1の5)の在留資格を有する者のうち活動に制限を受けない者等については厚生労働省に照会のうえ保護が認められる可能性があります。
7:施設生活の現実
上記に書いたように、自分は実家として使っていたアパートの契約が母親のみの契約で不動産屋と市役所への手続きを「自分が一緒に住む」ということにしなかったためアパートの退去が決まり、施設の入居になったのですが、入居する施設の決定は市町村役場の福祉課(=福祉事務所)が空いている施設を探し入所を決定し、入所の契約については要保護者(自分)と施設側との契約となります。
なお、これから書くことはあくまで自分が入所している施設についてのことなので、すべての施設に当てはまることではないことをご了承ください。
7‐1:施設内の様子
基本的に施設は男女別になっているようで、自分のいる男性用の施設は元々は会社の3階建ての社員寮だったところを使用し、管理はNPO法人が行っています。
現在は約70人ぐらいが住んでいて、そのほとんどが高齢者、動けるけれど健康上に問題のある人、住む家のない人などが住んでいます。
施設には施設長、副施設長、支援員が土日、祝日を除き待機(9:00~18;00)
していて、職員がいないときのために監視カメラが各階に設置されています。(5-1、5‐2、5‐3、5‐5参照)
居室は8畳一間でテレビとエアコンがあり、水回り(流し台、トイレ、洗濯機)と電子レンジ、冷蔵庫は共同で、飲み物の自販機が2台設置されていて、食事が朝、夕の2回提供されます。
7-2:施設利用料(家賃、食事代など)
毎月生活保護費の80%を施設利用料として支払うことになっています。
(あくまでも自分のいる施設の利用料で他の場所によっては違うと思われます)
7‐3:施設のルール
施設の開所時間は5:00~21:00まで(2026年6月末までは19:00まで)で、開所時間以外は施錠され、外出するときには名簿に記入し、外泊する場合は外泊届を提出します。
入浴時間は12:00~18:00までで、シャワーは毎日利用可能で、お風呂に入れるのは毎週月曜と金曜のみです。
その他、洗濯時間は7:00~20:00までなど細かいルールがあります。
また、入所者によっては就労支援だったり、金銭管理を行ってくれます。
7-4:施設にいるメリットとデメリット
施設にいることで、他者に気を使ったり、上記のように管理されている感、そして、保護費の自分の使える分が少ないことなどのデメリットもあるのですが、病気で体調を崩し動けなくなった時などが起きた時に誰かがいるので対応してもらったり、食事が朝夕と提供されるため餓えることがないこと、あと居室が提供されているため雨露を凌げることが出来ることがメリットと言えると思います。
8:まとめ
今回は生活保護申請の仕方や仕組みの一部をざっくりと紹介したのと、実際の簡易保護施設での生活の現実を紹介しました。生活保護制度やその他の制度もあるのですが、ここでは書ききれなかったので後日紹介します。
みんながそうであるように、自分もこのような生活を望んでいるわけではありませんでしたし、今もそう思っています。
しかしながら、施設に住んでいる人達は高齢者や健康上の問題がある人、住む家のない人などの社会的弱者で、自分も上記の理由で住む家がないのと椎間板ヘルニアを患っていて現在施設に住むことになってしまいました。
良くネット上で、生活保護を貰っている人のことを「税金泥棒」呼ばわりされる場合がありますが、若い人で生活保護を受給している人であれば、すぐに仕事が見つかり収入を得て生活保護を受けなくても生活できるけれど、高齢になると身体が若い時と比べると動かなくなり出来る仕事も限られ、企業(会社)も雇うことを避けるでしょう。
また、今の少子高齢化社会の中で残念だけれど、自分も実際に市役所のケースワーカーから「施設が満員で見つかるまで時間がかかるかも」と言われていたし、これからも自分達みたいな人が増えてくるでしょう。
そういう意味ではこの現象は今の社会の縮図を表しているかもしれません。
※出典:図解でわかる生活保護: 福祉 | 中央法規出版 外国人でも生活保護は受給できる!外国人が生活保護を受けられる条件を解説 - ほごナビ
日本語①「舟を編むと国語辞典と日本語の表記」
今回は日本語をテーマに、三浦しをんさん著の「舟を編む」読んだ感想と、それに関連して「国語辞典」そして「日本語の表記」を取り上げたいと思います。
「舟を編む」を読んだ感想
この作品は2012年の「本屋大賞」を受賞して、その後テレビドラマや映画化された作品ですが、自分は両方見ていないため、本を読了した感想を書きたいと思います。
この作品の舞台は玄武書房の辞書編集部でそこに配属された「言葉オタク」の馬締光也(まじめみつや)を中心に「大渡海(だいとかい)」という辞典を刊行するまでの物語です。
「辞書編集部に配属された馬締が辞典を編集・制作している間に下宿している家主の孫娘で板前をしている「林香具矢(はやしかぐや)」に恋をして、15枚もの長文のラブレターを書き、同僚の西岡氏に添削してもらおうとして渡すのだが、西岡氏は面白がってコピーを取り、本文を馬締に返しコピーは隠して置き、それを馬締の人見知りの性格を案じて、後に配属される後輩のためにマル秘ファイルを作製して、そこにラブレターも一緒して仕舞った」
という話や「とある教授の「西行」の説明文が思い入れが多く長すぎるので短くした文章を人見知りで説得出来なそうな馬締に代わり西岡氏が説得しに行って馬締を助けた」という話、「「大渡海」の編纂の初期から関わり命がけで辞書作りに関わった松本先生が刊行を待たずして亡くなってしまった」ことなどいろいろあった中、約15年の月日を懸けて「大渡海」を刊行させた馬締の感情を自分に当てはめて考えると、自分もかつて、中学校の生徒会の役員をやっていた時に「体育祭」や「文化祭」などのイベントが終わったときや高校時代の「オペラ公演」や社会人になってから参加した「市民ミュージカルの公演」が無事終わった時の達成感に似ている感じがすると想像してしまいます。
なお、詳細な内容は、光文社文庫で発行されていますし、ドラマを見てください。
「国語辞典」
上記の「舟を編む」に関連して、「国語辞典」日本語の表記について書こうと思います。
日本最初の「国語辞典」は大槻文平が私財を投げ出して編纂した「言海(げんかい)」と言われています。
なお「言海」は現在でも文庫本(ちくま学芸文庫)で購入することができます。
現在、語彙数が1番多いのは「日本国語大辞典」(小学館刊 電子版はジャパンナレッジなど)で、「舟を編む」での「大渡海」のモデルとなった中型の辞典としては「広辞苑(岩波書店)」「大辞林(三省堂書店)」「大辞泉(小学館)」、我々に身近な主な小型の辞典としては「岩波国語辞典(岩波書店)」「新明解国語辞典(三省堂書店)」「三省堂国語辞典(三省堂書店)」「明鏡国語辞典(大修館書店)」「集英社国語辞典(集英社)」などがあります。
その中で、「岩波国語辞典」はあまり見出し語や意味を変更しないのに対し、「新明解国語辞典」「三省堂国語辞典」の三省堂の国語辞典は「用例採集カード」を使って新語や見出し語の解釈を変更する辞典になっています。
「日本語の表記について」
が初めて横書き(ヨコ組)と縦書き(タテ組)の2種類を発行したことがありました。
(その後の第3版では縦書き(タテ組)のみの発行となっています。)
ということから、今後の日本語の表記がAIやネットの影響を受けてどのように変わっていくのか?という課題が残っていくと思います。
舟を編む 三浦しをん | Amazon
『言海』大槻 文彦 | 筑摩書房
精選版 日本国語大辞典 (第3巻) | Amazon
広辞苑 第七版 | 新村 出 | Amazon
大辞林 第四版 | Amazon
大辞泉 増補・新装版 | Amazon
岩波 国語辞典 第八版
新明解国語辞典 第八版 | Amazon
三省堂国語辞典 第八版 | Amazon
DJおむの音楽論⓶ (日本の音楽賞について)
先日(2026年6月13日)にMUSIC AWARD JAPAN(MAJ) 2026をYoutubeで見ていて、今の日本の音楽賞の現状について気になったので、今回は「DJおむの音楽論②」として「日本の音楽賞」について考えてみたいと思います。
①MUSIC AWARD JAPAN(MAJ)
「MUSIC AWARD JAPAN(MAJ)」は日本の音楽業界6団体(日本レコード協会・日本音楽事業者協会・日本音楽制作者連盟・日本音楽出版社協会・コンサートプロモーターズ協会・日本音楽著作権協会=JASRAC)で構成されているCEIPA(カルチャーアンドエンタテイメント産業振興会)が主催で行われている2025年から始まった音楽賞で、審査方法はアーティスト・クリエーターレコード会社スタッフ・コンサートプロモーター・音楽出版社・海外音楽賞審査員・一般の人など「音楽人5000人が選ぶ国際音楽賞」ということになっています。
この賞の特長はアメリカのグラミー賞を見本にしていて、ボーダレス(日本国内・海外問わず)な音楽が賞の対象になっていることと、歌手、作詞・作曲・編曲者だけでなく、コンサートスタッフ、プロモーターなどの裏方の人達の対象になる賞があることです。
②日本の音楽賞の歴史
ここで今までの日本の音楽賞に振り返ろうと思いますが、「音楽」全般だと範囲が広くなってしまうので、ここでは、J‐POPや歌謡曲・演歌・海外の音楽など我々がよく聞いている音楽分野の音楽賞に絞って話したいと思います。
現在の日本の大衆音楽の音楽賞で歴史が長いのは「日本レコード大賞」で、主催は日本作曲家協会でTBSが後援しています。
第1回が1959(昭和34)年に行われ、今年で68回を迎えます。
1969(昭和44)年から2005(平成17)年までは大晦日(12月31日)にNHK紅白歌合戦の前に「日本レコード大賞」の放送があり、「国民的な行事」となっていきました。(現在は12月30日に放送されています)
また、1990(平成2)年~1992(平成4)年までは大賞が「ポップス・ロック部門」「演歌・歌謡曲部門」の2部門に分けていました。
それと双璧を成していた音楽賞が「日本歌謡大賞」で主催がTBS以外の(テレビ・ラジオ)在京キー局で構成された「放送音楽プロデューサー連盟」で1970(昭和45)年~1993(平成3)年まで行われ、テレビ放送は日本テレビ・フジテレビ・NET(今のテレビ朝日)東京12チャンネル(今のテレビ東京)が毎年持ち回りで放送していました。
「日本レコード大賞」の受賞者は「日本歌謡大賞」の受賞者と毎年ほぼ同じのアーティストが受賞していました。
その他有線放送会社が主催した「全日本有線放送大賞」(現在のUSENが主催で読売テレビで放送=「現在のベストヒット歌謡祭」でコンサート形式に変更)と「日本有線大賞」(キャンシステムが主催でTBS系で放送)などがあったのですが、自分の感覚としては1989(昭和64/平成元)年辺りから音楽の多様化が進み音楽賞の再編が行われ、「日本歌謡大賞」が終了し、テレビ各局が独自に音楽賞を作り放送していた時期がありました。(FNS歌謡祭はスタート当初は音楽賞形式でしたが、後にコンサート形式に変更されました)
③海外アーティストに贈る音楽賞
海外アーティストに贈る代表的な音楽賞としては、現在はビルボード・ジャパン・ミュージック・アワードやMTV Video Music Awards Japan 日本ゴールドディスク大賞などがありますが、かつては、「東京音楽祭」(TBS主催)や「世界歌謡祭」(ヤマハ主催)という音楽賞があり、特に「東京音楽祭」では、その時代に活躍していたルネ・シマールやノーランズ、リタ・クーリッジ、アリッサ・ミラノなどが来日しました。
④今後の音楽賞の課題
最近はインターネットの発展でYoutubeやtiktokなどで、海外の方々にも日本の音楽が聞かれていて、逆に我々も海外アーティストの音楽を手軽にきけるようになって、ボーダレスになってきたので海外の有名アーティストがMAJみたいな音楽賞にパフォーマンスするためだけに来日してもらうような音楽賞にしていかないといけないと思います。
因みに自分が今回のMAJを見た限りではありますが、フィリピンとインドネシアなどのアーティストがパフォーマンスをして、夜にはサム・スミスがMAJのために来日しパフォーマンスしていました。
MUSIC AWARDS JAPAN
歴代受賞者一覧|TBSテレビ:輝く!日本レコード大賞
Daily News | Billboard JAPAN
MTV VMAJ
書店巡り④ (丸善丸の内本店)
今回の書店巡りは「丸善丸の内本店」を紹介します。
JR東京駅丸の内北口から横断歩道を渡ってすぐのところに「丸の内オアゾ」というオフィス&商業施設があり、入口を入って右側すぐのところに「丸善丸の内本店」があります。ここは以前JRの前身の日本国有鉄道(国鉄)の本社、日本交通公社(現JTB)の本社そして丸ノ内ホテルがあったところですが、現在は丸ノ内ホテルがオアゾの中に入っています。
丸善書店は1869年福沢諭吉の門下生だった早矢仕有的(はやしゆうてき)という人が「丸屋商社」として横浜に創業し、翌年には東京・日本橋に東京支店(のちに本店として機能)を設けた後に全国展開して行きました。
丸の内本店は2004年の丸の内オアゾの開業と同時に開店しました。
扱っている商品は書籍・文具のほか、メガネ、時計、ギャラリー、カフェなどがあります。
フロアはオアゾ内の1~4Fが店舗となっていて、
1Fは就職、資格試験、法律、政治・経済などの社会学系の本の売り場
2Fは実用書、雑誌、コミック、地図、旅行ガイド、そして絵本や関連グッズなどを販売しているEHONSというコーナーがあります。
3Fは理工学書、芸術書、学習参考書や辞典、文庫・新書の他、「Personal Lounge 丸善の三階」やカフェがあります。
4Fは洋書、文具、雑貨、メガネサロン、時計の売場やギャラリー、カフェレストランなどがあります。
支払方法は現金の他、キャッシュレス、クレジットカードなどで支払が可能(丸善の三階は除く)で電子書籍hontoの会員はhontoポイントでも支払いが可能です。
このお店の特長としては、2FにEHONSという絵本専門フロアがあることや、4Fには洋書、メガネサロン、時計売り場などがありますが、特に「Personal Lounge 丸善の三階」は有料ですが、窓が大きいので見晴らしが良く、休憩や備え付けの本や購入した本を読んだり、勉強したり、Wifiやコンセントなども完備しているので仕事をすることも出来ます。但し「Personal Lounge 丸善の三階」の支払い方法はキャッシュレスかクレジットカードのみで現金での支払いは出来ないのでご注意ください。
そして4Fのカフェレストラン「M&C Cafe」では丸善名物の「早矢仕(ハヤシ)ライス」を食べることが出来ます。
諸説あるのですが、ハヤシライスの名前が丸善の創業者である早矢仕有的(はやしゆうてき)に由来しているということで、以前の日本橋本店の中にあったレストランのメニューに「早矢仕ライス」があったらしく、現在でも丸の内本店4F、日本橋店3F、ラゾーナ川崎店、京都河原町店などで食べることが出来る他、「早矢仕ライス」のソースも販売しています。
また、このことにより毎年9月8日は「ハヤシの日」いうことになっているそうです。
丸の内オアゾ|Marunouchi.com
honto店舗情報 - 丸の内本店:丸善 - 店舗詳細
Personal Lounge 丸善の三階 – PersonalLounge
9月8日は「ハヤシの日」 | 丸善ジュンク堂書店


