1日目は 長崎の 四次元パーラー あんでるせん。
十数年前から 行きたいと思っていた あんでるせん にやっと来ることができました。
- 長崎県東彼杵郡川棚町 川棚駅から歩いて1分のところにあります。外見も店内も 普通の というより 「昭和な喫茶店」軽食と飲み物を頼むのが決まりで、支払い料金はそれだけ。11時半くらいに入店して、飲んだり食べたり話したり して 1時半くらいからマスターが不思議な手品ともトリックともサイキックとも言える ショーをが始まりました。お客さんの数は約30名。カウンターの前に7人が座り、その後ろにカウンターが見えるように椅子やテーブルの上にも立って30人がカウンターの前に密集します。マスターはトークを交えながら、ショーをしていきます。トランプを使ってトリックをしますが、もう???それは手始めで、来てるお客さんの生年月日や名前、家族の名前を言い当てたりします。なんと、それが お客さんが来る前から解っていて 紙に書かれていたりするのです。スプーン曲げもしますが、 ほとんど触れずに曲げちゃいます。しかも 同時に二つのスプーンを!あとは コーラの瓶に貼られたラベルが一瞬で 中に入ったり瓶の中に入れた ネジが 何も触れていないのに回りはじめたりお札が空中を飛んだり極めつけは無作為に選び出されたお客さんに絵を描いてもらうのですが、なんと その人が書くであろう絵を 来店前にマスターは描いていて、しかも その人の名前も解っているのです左がマスターが その日の朝7:35に 予知して描いた絵 と お客さんの名前。しかも、このお客さん 高島さんは 私の知り合いでこのツアーの企画者。決して やらせ ではありません。なんと、高島さんは 前回 あんでるせんを訪れた時も 絵を書かされて いたのです。ちなみに、高島さんが選ばれた経緯は一番前にすわっていた方が 後ろ向きに投げたものが 最初に当たったのが高島さん。本当に無作為に選び出されたのです。マスターは「もうすでに決まっていることを 書いているだけ」というような趣旨の説明をしてたと思います。さらに驚いたのは、電卓の液晶を隠して 四人のお客さんに、「あなたは2桁の好きな数字を入力してプラスを押してください」次のお客さんには、「あなたは3桁の好きな数字を入力してプラスを押して下さい」…と続いていきます。途中で、プラスではなくマイナスをしてしまったお客さんがいて、「わ~どうしましょう!」となったのですがマスターは 冷静に「まっ いいです」つぎに、またお客さんが好きな数字を入力して、予め クジ引きで決められていたお客さんの生年月日を訪ねました。そして、隠していた電卓の液晶の目隠しを取ると…なんとその人の生年月日の数字が打ち込まれていました!といくところが、下二桁目の数字が一つ 間違っていましたあっ~ というため息 とともに「私がプラスとマイナスを間違っちゃったからだ~ すみません!」と絶叫。客席の どよめきとざわめき は徐々に「あそこまで、合ってるほうが不思議だよ、数字が一つ違いだけ なんて 合ってるようなもんだよ 」と楽観的な意見に落ち着いていきました。するとマスターが「この紙をみてください」と言って、テーブルに置かれていた四つ折りにされた紙を広げていきました。えっ~~ぎゃ~っ何で???客席は騒然状態なんと、その紙には下二桁目の数字から1を引くと書かれていたのです。下二桁目の数字から1を引くとその生年月日 とぴったり です。マスターにはどのお客さんが選ばれるのか。そのお客さんの誕生日。そしてプラスとマイナスを間違えること。など 全て解っていたのか⁈世に起こる事は全て 予定調和 であるのでしょうか?あるいは、どういうプロセスがあるにせよ「結果は決まっている」のか。約3時間のショーの間、マスターは何回となく「過去はゴミ箱に捨てちゃって下さい」と言ってました。全く同感です。あんでるせん 長崎に行かれたら 行ってみてください。ただし、要予約です。