「えんぞう」です。数学を担当しています。

 

「三角形の外角は、隣り合わない2つの内角の和に等しい」。日本人の中学生なら、すぐに理解できる定理だが、学習者の頭には、どうもすっきり入っていかないようだ。手元にあった数学用語のポルトガル語訳を見せると、「ああー」と納得した様子。どうやら、「隣り合う」「隣り合わない」という言葉が理解できていなかったようだ。日本語を母語としない子どもに、数学の筋道を教える難しさを実感。