こんにちは、pokkoですニコニコ

今日は25wで受けた中期スクリーニング検査について書きます。
この日から私たち家族の地獄の戦いが始まりました…


前半は助産師外来

お話した助産師さんが小さい頃タイに住んでいた帰国子女だったそうで、私も最近海外から帰国したばかりだったので話が弾み、楽しい時間を過ごしました照れ


後半はいよいよ中期スクリーニング

今までの検診で小さめだと言われてはいたけど特に何も指摘は無かったし、長男くんの時も特に問題無かったから、今日も可愛いお顔が拝めるのが楽しみだな〜と呑気な気持ちで受けました口笛

女性の技師さんが見てくれていましたが、素人が見ても検査の時間が異常に長く、特に心臓をずっと見ていました。
「ちょっと先生呼んできますね!」と言って呼ばれてやってきたのが准教授の男性の先生。
この人のエコーが本当に下手くそでえーん
よく見えない!と言って強くエコーをお腹に当ててくるので痛くて仕方がなかったです。

技師さんと医師で合わせて1.5時間もエコーした後言われたのは、
「お腹の赤ちゃんは十二指腸閉鎖という病気と、心臓の本来4つあるべき部屋が分かれていなくてもはや一つになってしまっている病気があります。
この2つの病気がある場合、ダウン症が疑われます。

ここまで一気に言われて頭が真っ白になりました…。
嘘でしょ?私の子がダウン症??

「また来週再度エコーで詳しく診させてください。旦那さんも連れてきてください。
産まれた後うちの病院では十二指腸閉鎖の手術はできますが、心臓の手術はできないので、一度本院に行って検査してもらうことになります。」

この説明を受けてこの日は終了。
診察室前のソファーに座って、この日地方に長期出張
していた旦那さんにすぐLINE。旦那さんも今まで何も言われてなかったのに?と少しパニックな様子。

スマホを触っている私のところに女性の技師さんがやってきて、
「ダウン症でも人によって症状も違うからあまりネットで調べたりしないでね」と言われました。
調べるつもりは無かったのにこの一言で逆にこの日から検索魔に…。

ダウン症の赤ちゃんを妊娠していることがわかっても産むと希望を持っているお母さんはたくさんいると思うし、そのようなブログもたくさん読んで心から尊敬しました。
しかし、私たちは違いました。
とにかく長男くんに申し訳ない。きょうだい児にしてまう。なぜ2人目が欲しいなんて欲深いことを考えてしまったんだろう。3人家族で十分幸せだったのに。
もうお腹の中の子と一緒に死んでしまいたい。
次の診察までの1週間、旦那さんも出張で不在で、長男くんが保育園に行っている間はこんなことばかり考えて毎日泣いて過ごしていました。

そんな中、長男くんに本当に助けてもらいました。
長男くんはいつもニコニコとしていて、ちょっとアホなことをして笑わせてくれたりおねがい長男くんのおかげでこの1週間を乗り越えられました。

翌週の再検査についてはまた次回書きます。
今回も読んでくださってありがとうございましたにっこり

◎16w 


 日本に帰国して初めて病院に行きました。

近所にある大学病院の分院です。

海外からの転院であったこと、無痛分娩を希望していたこともあり大学病院を選択しました。


この病院選びが最悪でした…次回のブログで内容を書きますが、大学病院だからって安心して任せてはならないということを知ることになります。。


海外の病院で書いてもらった紹介状には、前回も記載した3つの所見が書かれていました。

(1. 単一臍帯動脈、2. 心臓疾患、3. お腹から心臓にかけての静脈が見えない)


この紹介状を提出し、口頭でも担当医に説明していざ初診です。

先生がエコーで見た結果、以下の説明を受けました。


・心臓はある程度大きくならないと見づらいのでもう少ししてから詳しく見る。 心臓は最終的には産まれてみないとよくわからないことも多い。


・臍帯動脈は2本ちゃんとあるように見える。

この"臍帯動脈が2本ちゃんとある"という説明を聞いて、私は心から安心してしまいました。


(次回に書きますが、27wにこの大学病院の本院で詳しくエコーしてもらい、臍帯動脈は1本しかないことが確定します。)


やっぱり海外の病院の診断は間違ってたんだ、日本で見てもらってよかった〜とほっとしました。

しかし、これが間違いでした。このときこの診断を疑って、セカンドオピニオンや別の病院の胎児ドックに行くべきだったと後々思い知らされます。




◎18w


2回目の妊婦健診。通常よりも小さめだが元気!特に問題なし。という結果でこの日も安心して帰宅。

小さめであること、初診で伝えた疾患の所見も含めて担当医にはもっと詳しく見てほしかったと今は思います。




◎21w


3回目の妊婦健診。

この日も元気!男の子だね!で終了。

24wまで私たち家族は幸せな妊娠期間を過ごしていました。お腹の子は少し小さめだけど元気な男の子!何も問題ない。家族4人でお出かけするのを楽しみにしていました。


しかし、25wから地獄を見ることになります。

次回は25〜26w(7ヶ月)中期スクリーニング検査でダウン症の疑いを診断されたことを書きます。

今回は次男くん妊娠中の8〜13wのことについて書きます。


◎8w

この日も無事赤ちゃんの心拍が確認できました。
しかし、7wでもうひとつ見つかった胎嚢は大きくなっていなくて心拍も確認できず。引き続き様子見になりました。


◎9w
赤ちゃんは雪だるま☃みたいな形に大きくなっていて、グンっと人っぽく成長してくれていました。
やはりもうひとつの胎嚢は成長せず、この子については流産ということになりました。
バニシングツインと言われますが、双子の片方が初期に子宮内で亡くなった場合、子宮に吸収されて見えなくなります。多くの場合生きているもう一方の子には影響は無いと言われているそうです。


◎12w
このくらいの時期から次男くんの染色体異常のサインはエコーで見えてきていました。
しかし、なかなか気づいてあげられることができていませんでした。。

日本では赤ちゃんに先天性疾患の疾患が無いかなどじっくりと時間をかけてエコーする検査を中期の20週頃に行います。

しかし、私が滞在していた国では初期スクリーニングが一般的なようで、この日特に何も言われないまま勝手に?スクリーニング検査が行われました。

この日は1時間半くらいかけてじっくり確認され、結果鼻骨と心臓の部屋が4つあることが確認できないので、また翌週に検査となりました。
2人目の妊娠なのに全く知識が無かったのですが、ダウン症の場合鼻骨が形成されないことがあり、鼻骨の有無が判断材料になるそうです。

まぁ来週よく見れば大丈夫っしょ〜と軽く思いこの日は終了しました。


◎13w
引き続き初期スクリーニング検査。
この日は鼻骨はしっかり確認できたのですが、いろいろ不安要素が見つかりました。

・臍帯動脈が1本しかない
 赤ちゃんのお臍から胎盤に繋がる臍帯動脈は、本来は2本あります。しかし、1本しか確認できませんでした。
 お医者さんからは、13トリソミーや18トリソミーの可能性もあるのでNIPTを勧められました。

・心臓の部屋が3つしかない
 ご存知の通り心臓の部屋は4つあるわけですが、3つしか確認できませんでした。

・赤ちゃんのお腹から心臓に繋がる静脈が見えない

かなり不安になる指摘ではあったのですが、言うても海外の病院、日本でしっかり見てもらえば確実なことがわかるはず。
2週間後に日本に完全帰国が決まっていたので、NIPTはせず、帰国後家の近所にある大きな大学病院の分院に初診に行きました。



◎海外での初期スクリーニングやNIPTについて
私がいた国だけでなく、他にも初期スクリーニングやNIPTを積極的に行う国は多いようです。
金額と海外ではかなり違うようです。
日本で初期スクリーニングをする場合は2万円前後、NIPTは種類にもよりますが5〜20万円程かかります。
海外での一般的な費用はわからないのですが、私の病院での費用は、初期スクリーニング検査が6000円、NIPTは1万円でした。
日本では命の選別に繋がるという理由でこれらの検査を積極的に医師が勧めることはあまり無い印象です。
私の通っていた病院で医師に教えてもらったのですが、海外で積極的に行われている理由は、日本のように福祉が充実していないからだそうです。先天性疾患や染色体異常を持った子どもが産まれた場合それをサポートできる環境がないため、親に事前に判断する機会を与えているのだそうです。

海外でのNIPTについて記載されているページを見つけたのでリンクを貼っておきます。
中絶可能期間なども日本と異なっていて、妊婦ファーストの国が多い印象を受けました。

次回は日本に帰国してからのことを書きます😌