こんにちは。４回生の牧田亮です。理系の鑑と紹介頂きましたがまだまだド三流です。いつか手合わせ錬成できるようになりたいです。そんな冗談はさて置き、今回は日々の生活で感じた事について書いていこうと思います。丹精込めて綴ったので温かい目で読んで貰えると嬉しいです。
「努力」って何？
努力するということは、何か達成したいことに対して自分が持つエネルギーを注ぎ込むことだと思います。ここで私が注目したいのは、この「エネルギー」にはポジティブとネガティブの相反する側面を持っているように感じました。
まず「ポジティブ」について、これは先ほど述べたような目標を成し遂げるために使うエネルギーのことを指します。例えば、スタメンで活躍する為に自主練頑張るとか、未知の領域を解明する為に研究を頑張るとかがそれに当てはまると思います。一方「ネガティブ」について、これは先ほどの目標を達成するのではなくその人にとって嫌なことや面倒なことを回避する為に使うエネルギーのことを指します。例えば、同期で自分だけBチームで嫌やからAチームに行くために自主練しようとか、スカラシップ打ち切りならんように勉強頑張ろうとか、取り組む動作は同じであっても捉え方に大きな差があります。程度関係なく私の経験上、ポジティブなエネルギーを使えている人は尊敬する部分が多く人間的にも魅力溢れ、周りに伝播していく一方でネガティブなエネルギーを使ってしまっている人はいまいちパッとしないし、仮に目標達成しても虚しさが残ります。振り返ると私はポジティブエネルギーを多く使えていませんでした。実際同期のほとんどが学生リーグで鎬を削る中、私の主戦場はⅠリーグで学生リーグには4年通してベンチに入る事までしかできていません。更に怪我ばっかで何かと離脱する不甲斐なさ。また学業においても、大した研究成果を挙げることができておらず、何なら実験器具の扱いで迷惑をかけてしまうこともあります。それなのに私に期待や激励、支援をしてくださる方々がいてこの現状はとてもやるせないし、これまでの積み重ねは逃げてないフリでしかないのでは？と考えてしまうと気が滅入って苦しくなります。
持たざる者が頭使って頑張ることは当たり前ですが、どちらの「エネルギー」を使えるかが心の持ちようやその先の未来を大きく変えるのではないかと思います。｢楽しい？しんどくないの？｣とよく言われる生活ですが、そんな生活を続けれたのは、追いつきたいと思わせてくれる非凡なヤツらが湧き出す恵まれた環境と自分をリスペクトしてくれる仲間たちや支援してくれた方々のおかげだと思います。
本当にありがとうございました。
無味乾燥としていた日常に色がつき、もがき足掻き続けたこの期間はかけがえのないものとして記憶に残り続けると思います。波はあれど着実に前に進んでいたし、使いたいエネルギーを使えてる時は良い瞬間もあったので満身創痍ですが毎日が好い日であり続ける為に残りの期間もこの｢エネルギー｣を使って悔いの残らないようにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。次回のブログはマネージャーとしてサッカー部を支え続けた山際千尋です。選手とは違う立場で共に過ごした彼女は一体何を語るのでしょうか？
お楽しみに！